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効用が最大になるよう消費する家計と利益が最大になるよう生産を行う企業。ミクロ経済では経済行為における個々の意思に焦点を当てましたが、その意思の集まりが経済に与える影響を考えるのがマクロ経済です。マクロ経済の指標にはGDPや失業率、景気動向などがあります。中でも重要なのがGDPです。経済では総生産=総所得=総支出という三面等価の原則が働き、GDPの数字を把握することで、所得の動きや、支出の動きなどが分かるのです。
では、GDPはどのように決まるのでしょう。GDPの決定要因は商品の消費者なのか、商品の生産者なのか。すなわち需要と供給のどちらがGDPを決めるのに重要なのかは長い間、経済学者の間で論争になっています。例えば需要を重視すると消費や投資の行動が重要になり、供給を重視すると、労働力や資本ストック、技術進歩などが重要になります。需要側から求めた均衡GDPと供給側から求めたGDPにはギャップが生まれ、このギャップの分析も重要な研究テーマとなります。GDPの決定要因は需要か供給か、それぞれについて考えることは、経済学では大切なことなのです。

経済成長とGDP/三面等価/GDPの決まり方/GDPと社会の豊かさ

(上から) 企業と雇用/限界消費性向と均衡GDP/三面等価/新古典派モデルの考え方

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