企業にとって、日常の活動を続けていく上で資金調達や余剰資金の運用は不可欠です。それを戦略的に実行することで、キャッシュフローを最大化するのが企業財務、コーポレートファイナンスです。しかし、ただやみくもに行ってもうまくはいきません。銀行融資や社債発行など負債(デットファイナンス)による資金調達と、株式市場(エクイティーファイナンス)からの自己資本による資金調達をいかに適切に組み合わせるかといった最適資本構成がコーポレートファイナンスでは問われるのです。そのポイントになるのは資本コストです。銀行融資における金利、そして株式の配当、キャピタルゲインなど、いわゆる投資家の期待リターンが資本コストにあたります。この資本コストを上回る利益を出さなければ、企業が資金調達する意味は失われるのです。更に、この最適資本構成を把握するためには、MM理論で問われる税制や情報の非対称性への理解も欠かせません。投資家の期待リターン、すなわち資本コストの最小化を図るには、情報のディスクロージャーも重要になります。コーポレートファイナンスの重要性について、経営者の生の声を聞きながら考察します。
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(上から) ビル・ゲイツ/ペッキングオーダー理論/日本企業の資本構成/最適資本構成を目指す
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価格 40,000円+税 |