中学校 |
社 会 |
現代日本の形成過程 |
現代日本の形成過程
各巻セット 30,000円+税 |
真の国際協調時代を迎え、現在、日本の近・現代史を検証する。
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タイトル |
価格 |
対象学年・監修者・出演者 |
内 容 |
(40)エネルギー革命 〈丸善出版作品〉 (DVD)SMA160D |
カラー |
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明治5年に蒸気機関車が新橋〜横浜間を走った。またそれ以前より造船技術の中にも蒸気機関が取り入れられていた。これら動力用蒸気を発生するボイラーの燃料としては、石炭が重要な役割を果たした。蒸気の次にエネルギーとして登場したのが、電気やガスであるが、産業の分野での蒸気機関から電動機への転換は、明治末から大正初めの10年間程で急速に進んだ。['94] |
(41)農村と農業 〈丸善出版作品〉 (DVD)SMA161D |
カラー |
企画・構成: |
日本の農業と食糧管理の歴史の中で、ひとつの重要な時代を画する法律は1921年4月に公布された米穀法である。この法律は、米穀需給の調整を目的とし、米穀市場に政府が介入する必要があると判断されたために生まれたものである。また、戦後に行われた農地改革も革命的な改革であった。この食糧管理と農地改革を中心に農村と農業の変革を考察する。['94] |
(42)都市の生活
〈丸善出版作品〉 |
カラー |
企画・構成: |
都市に住む人々は、伝統や親族関係に束縛されず、また人口集中が生み出す特有のスタイルを持っている。明治以降、西欧からの文物の本格的流入に始まり、政治・経済の発展や戦争、急速な技術とメディアの革新などのファクターによって、主として受容力の高い中産階級を中心とした日本の都市生活が、どれほど大きく変化していったのかをたどってゆく。['94] |
(43)労働争議
〈丸善出版作品〉 |
カラー |
企画・構成: 猪木武徳(大阪大学経済学部教授) |
労働組合とは、労働者が、自発的に組織する団体である。また、その目的が労働条件や生活改善であるから、政治的、宗教的な目的で団結し、行動するような団体は労働組合とは言えないであろう。1897年に長崎の高島炭坑で、ついに労働者の不満が爆発した。以後、どの様な分野で労働争議が多発したかをみていく。['94] |
(44)移民
〈丸善出版作品〉 |
カラー |
企画・構成: 猪木武徳(大阪大学経済学部教授) |
明治に入り、海外への渡航や外国からの入国が比較的自由になると、かなりの日本人が海外へ出ていくようになる。明治時代のハワイ移民からブラジル移民への移行、満州事変以後の満豪開拓団に見られる戦争による海外流出や戦後の復員など、さまざまな理由による人口の移動を考察する。['94] |
(45)大学・研究所・シンクタンク
〈丸善出版作品〉 |
カラー |
企画・構成: 猪木武徳(大阪大学経済学部教授) |
知識を探求し、それを実際の産業活動にどのような形で利用するかということは、経済発展にとって重要なことである。そこで高等教育、あるいは研究などが、近代日本においてどの様なシステムの下で行われ、研究者をどの様に育成し、再生産を行ったのかを、国の管理・運営、民間活力、国と企業の競争・協力、の3つの視点から考察する。['94] |
(46)余暇と娯楽
〈丸善出版作品〉 |
カラー |
企画・構成: 猪木武徳(大阪大学経済学部教授) |
茶の間にラジオが登場したのは1925年のことである。この頃から大衆雑誌が数多く創刊され始め、人々の日常生活に至る余暇や娯楽が、メディアの送り出す「流行」に添った形で現れ始めた。同じ頃、関西では阪神急行電鉄が沿線の住宅開発を開始し、温泉や遊園地、劇場等、総合的な娯楽設備の開発にも乗り出す等、私鉄各社が沿線を利用し、生活スタイルと娯楽を演出するという図式が生まれた。['94] |
(47)産業と公害・環境
〈丸善出版作品〉 |
カラー |
企画・構成: 猪木武徳(大阪大学経済学部教授) |
公害問題は、人間の産業活動が工場システムの中で火を用い、鉱物の発掘等を大規模に開始した時点から、その産業活動に伴う副産物という形で発生してきた。戦前の足尾鉱毒事件や別子鉱山事件、戦後の様々な公害事件と、それらに対する対策を、特に官営工場と民間企業の意識の違いに着目しながら考察する。['94] |
(48)金解禁
〈丸善出版作品〉 |
カラー |
企画・構成: 猪木武徳(大阪大学経済学部教授) |
第一次大戦が終了したとき、主要諸国は金本位制からの離脱を始めるが、再び金本位制に復帰しようとしたとき、どの様な形で戻るかという点に関して、いくつかの国が政策上の誤りを犯した。関東大震災から昭和恐慌、そして2・26事件へと、日中戦争が始まる前の日本の激動期を、金本位制の崩壊という視点から考察する。['94] |
(49)日本の技術革新
〈丸善出版作品〉 |
カラー |
企画・構成: 猪木武徳(大阪大学経済学部教授) |
戦前の航空機(ゼロ戦)開発に携わった技術者が、戦後その技術を新幹線として再開発させたように、時に、技術の移転が人の移動を伴い、そのことが産業発展に決定的な役割を果たす場合がある。早い時期に日本が独創的な技術を発揮した3つの輸送機器に焦点を絞って、これらの産業がいかに発展を遂げたかを見ていく。['94] |
(50)日米経済摩擦
〈丸善出版作品〉 |
カラー |
企画・構成: 猪木武徳(大阪大学経済学部教授) |
経済の成長は産業の中でどの産業が表舞台で主役を演じたか、その主役の交代劇でもある。また、ある産業が国内のみならず、外国においてもシェアを拡大すると、当然のことながら経済摩擦が生じることになる。この主役を演じる産業と摩擦を起こす産業は重複する場合が多いが、この巻では日本の経済成長を支えてきた産業が経済摩擦の回避のために、いかに輸出の自主規制を行ってきたかを見ていく。['94] |
(51)経営技術
〈丸善出版作品〉 |
カラー |
企画・構成: 猪木武徳(大阪大学経済学部教授) |
同一の機械設備であっても、その生産性を上げるためには、労働力の質やそれを使いこなしてゆく技術、あるいは工夫や改善が重要な役割を果たす。こうした生産性の向上のための人材利用に関する技術の向上のための人材利用に関する技術を広く経営技術と呼ぶことにして、この経営技術が日本の場合、諸外国に比べてどのような特色を持っているのかを見ていく。['94] |
(52)都市社会の技術
〈丸善出版作品〉 |
カラー |
企画・構成: 猪木武徳(大阪大学経済学部教授) |
近代都市の貴重な地上空間は、高層ビルや舗装された道路、公園をはじめとする公共施設など美しく巨大な建築物におおわれている。しかし、一般の人々の目につかない地下では、様々な形の空間利用が進んでおり、都市社会が生みだす混雑の解決や、余剰排出物の処理が行われている。その中で、代表的な3つの問題、つまり、地下鉄の建設、下水道、ごみ処理の解決法の歴史を見る。['94] |
●第1〜13巻はこちら ●第14〜26巻はこちら ●第27〜39巻はこちら