視知覚の諸相/視知覚を支える神経機構/知覚の適当さと賢さ
外界の物理的刺激は、感覚器官に受容された後、脳で様々な処理過程を経て主観的体験として知覚されます。入力としての物理的刺激と主観的体験としての知覚の間には一定の関係性はあるものの、物理世界と知覚世界は必ずしも一対一に対応しているわけではありません。このために間違いや錯覚などが生じます。なぜこのような関係になっているのでしょうか? この巻では、知覚の中でも視覚に焦点を当て、明るさ・色・形・運動・奥行きの視知覚の例や錯視を題材とした例をいくつか紹介します。「見る」ためには非常に早くて頑健な処理が行われている一方で、視知覚は基本的に人間(あるいは脳)が外界世界を不完全な情報に基づいて解釈あるいは推論するプロセスの表れであるために、様々な環境や知識によって大きく影響を受け、不安定で曖昧な ものにもなる点を理解してもらいます。また、知覚を支える神経基盤とそれらのモジュール性に関しても簡単に解説をします。
知覚/視知覚/錯覚/明るさの対比/錯視/色の同化/色の対比/色相環/捕色/エビングハウス錯視/主観的輪郭/仮現運動/呼吸する四角形/オービソン錯視/第一次視覚野/色の恒常性/婦人と老婆/ウサギとアヒル/腹側皮質視覚路/背側皮質視覚路
*サンプルのため実際の製品より低画質にしてあります。 *本映像を事前の許可なく複製、放送、上映することを禁じます。
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