制作者からひとこと
「アニメで古典と楽しく出会う」
日本語関係の本がよく読まれていると聞きます。また、新しい学習指導要領では音声言語教育が大きく取り上げられ、日本語学習が学校現場で様々に実践されています。 話す・聞く学習、読む・書く学習・・・どれをとっても日本語学習として欠くことはできません。美しい日本語は長い歴史の中で培われ、磨かれて、今日に至っています。その日本語の原点ともいうべき古典を学ぶ意義は大きいと思います。特に感受性豊かな子どもたちが楽しく古典と出会い、親しむことは重要なことであり、国語教育にとって欠かせないことです。 初めて古典を学ぶ子どもたちが古典と楽しく出会え、親しみ、興味と関心を引き出す手助けができる作品として制作したのがビデオ「アニメ古典文学館」です。 子供たちにとって難しい原文は口語を採用、教科書部分を中心とする原文が必要な箇所はアニメーションと音声で意味、背景などを補う工夫をし、鑑賞しながらそれぞれの主題や主人公の心情を容易に理解できる映像作品です。また、時代考証、有職故実は正確に、そして慎重に描いてあります。 ここで得られた感動と理解を以後の古典学習、文学学習、そして日本語学習へとつなげていただければ幸甚です。
サン・エデュケーショナル プロデューサー 西沢隆雄
監修・三木紀人氏のことば 指導・岡田美也子氏のことば
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