大 学

心理学

現代心理学  発達と支援 U 児童期〜高齢期

DVD

全10巻


 

人は、幼児期までに自力発達の基盤づくりを達成し、本来的にもつ発達能力を発揮しながら、老いて死を迎える瞬間まで発達を続けます。人間の一生の問題である発達は、過程によって様々な変奏が加えられるテーマでもあり、また、その成就には他者からの支援が不可欠になります。
本作品は、生涯発達過程に於ける児童期から高齢期までの発達の様相や特徴、支援の原理やあり方について最新の知見に基づく実験や観察、データなどを交えて紹介、解説する心理学映像教材です。

タイトル

価格

対象学年・
監修者・出演者

内 容

現代心理学 発達と支援 U 
児童期〜高齢期

H高齢期の認知・注意・記憶の発達と支援
 

 

 

 

 


(DVD)600V069S

カラー
約30分
DVD
60,000円+税

監修:
田島信元
 (白百合女子大学)
指導:
佐藤眞一(大阪大学)

内容
高齢期における認知発達の様相/高齢期における認知発達と支援/認知症と軽度認知障害
解説

高齢期になると視覚、聴覚などの五感の機能が低下するともに、注意、記憶、推理、判断などの認知機能も低下します。しかし、同じ記憶のなかでも、意味記憶や手続き的記憶のように 高齢になってもほとんど低下しない機能も存在します。認知機能のこのような複雑な加齢パターンを理解することが、高齢者が生活しやすい社会の構築に役立ちます。
例えば、近年のIT技術の発達には目を見張るものがあります。しかし、認知機能の低下した高齢者が、銀行のATMや自動販売機を使えずに困っているところを見かけます。
ここでは、高齢者が使いやすい機器の開発や、安心して暮らせる生活環境の在り方について事例を通して検討します。また、認知症高齢者への支援も超高齢社会の大きな課題です。認知症では、認知機能を司る脳細胞が傷ついてしまいます。認知症の症状を解説するとともに、グループホームでの実際の支援方法と最新のロボット技術を用いた支援の試みを紹介します。['13]