大 学

心理学

現代心理学  発達と支援 U 児童期〜高齢期

DVD

全10巻


 

人は、幼児期までに自力発達の基盤づくりを達成し、本来的にもつ発達能力を発揮しながら、老いて死を迎える瞬間まで発達を続けます。人間の一生の問題である発達は、過程によって様々な変奏が加えられるテーマでもあり、また、その成就には他者からの支援が不可欠になります。
本作品は、生涯発達過程に於ける児童期から高齢期までの発達の様相や特徴、支援の原理やあり方について最新の知見に基づく実験や観察、データなどを交えて紹介、解説する心理学映像教材です。

タイトル

価格

対象学年・
監修者・出演者

内 容

現代心理学 発達と支援 U 
児童期〜高齢期

G高齢期の社会関係・身体的条件の変化と支援
 

 

 

 

 


(DVD)600V068S

カラー
約30分
DVD
60,000円+税

監修:
田島信元
 (白百合女子大学)
指導:
藺牟田洋美
(首都大学東京)

内容
サクセスフルエイジング実現のための理論/地域における高齢者への支援/ライフレビューによる閉じこもりへの支援/死の受容のプロセス〜死への心理の5段階〜/高齢者の居場所づくり
解説

高齢期には、様々な身体的・心理的変化や人的・物理的環境を含めた社会環境の変化が訪れます。その社会的発達は、個人差が大きいといえます。高齢期はこれまでの人間関係の拡がりとは対照的に、友人や配偶者などの人間関係を喪失しやすい時期といえます。
一方、退職後も社会と繋がり、新たな人間関係を築く高齢者や、世代間等の交流などを通じて有用感を実感する高齢者もいます。豊かな高齢期のための、いわゆるサクセスフルエイジングには色々な形があります。また、高齢期の社会的発達を理解する上で、身体的機能のレベルの理解も欠かせません。高齢者はADLなど自立度レベルにより自立・閉じこもりや要支援・要介護状態に大別できます。身体的レベルは社会的関係の発達にも影響するため、わが国では、身体レベルに応じて介護予防や介護保険制度により高齢者への社会的支援を実施しています。
ここでは、高齢者が抱える問題点、そして高齢者が社会の主役として生きていけるための支援のあり方を考えていきます。['13]