大 学

心理学

現代心理学  発達と支援 U 児童期〜高齢期

DVD

全10巻


 

人は、幼児期までに自力発達の基盤づくりを達成し、本来的にもつ発達能力を発揮しながら、老いて死を迎える瞬間まで発達を続けます。人間の一生の問題である発達は、過程によって様々な変奏が加えられるテーマでもあり、また、その成就には他者からの支援が不可欠になります。
本作品は、生涯発達過程に於ける児童期から高齢期までの発達の様相や特徴、支援の原理やあり方について最新の知見に基づく実験や観察、データなどを交えて紹介、解説する心理学映像教材です。

タイトル

価格

対象学年・
監修者・出演者

内 容

現代心理学 発達と支援 U 
児童期〜高齢期

F中年期のアイデンティティの再体制化と支援
 

 

 

 

 


(DVD)600V067S

 

カラー
約30分
DVD
60,000円+税

監修:
田島信元
 (白百合女子大学)
指導:
大野祥子
(白百合女子大学)

内容
中年期の社会的発達の様相/中年期の危機の背景にあるもの/アイデンティティの危機と再体制化
解説

中年期は、社会の中核的な立場をしめる人生でもっとも脂ののった年代です。同時に、身体的な衰えや体調の変化を自覚したり、家庭では子育て役割に区切りがつき、職場では管理的な立場に移行するなど、社会的な役割の上で変化の多い時期でもあります。人生の折り返し点にきたと感じて「自分の生き方はこれでよかったのか」とこれまでの人生を問い直すことを「中年期の危機」といいます。少子高齢化、家族の発達段階等、様々な要因が関係しています。
自身の生き方の見直しと同時に、「これからもこの人と、これまでのような関係を続けていくのか」と夫婦関係の再調整を迫られることもあります。子どもの自立に際して子育て役割を上手に手放せるかどうかは親子関係に関する大きな課題です。「中年期の危機」とそれを受けての「アイデンティティの再体制化」は、精神的に健康な人にも訪れる発達的な問題です。
ここでは、変化していく自分を受け入れつつトータルな存在としての自分を見つめ直し、社会との関係を結び直す助けとなる社会資源を紹介します。['13]