大 学

心理学

現代心理学  発達と支援 U 児童期〜高齢期

DVD

全10巻


 

人は、幼児期までに自力発達の基盤づくりを達成し、本来的にもつ発達能力を発揮しながら、老いて死を迎える瞬間まで発達を続けます。人間の一生の問題である発達は、過程によって様々な変奏が加えられるテーマでもあり、また、その成就には他者からの支援が不可欠になります。
本作品は、生涯発達過程に於ける児童期から高齢期までの発達の様相や特徴、支援の原理やあり方について最新の知見に基づく実験や観察、データなどを交えて紹介、解説する心理学映像教材です。

タイトル

価格

対象学年・
監修者・出演者

内 容

現代心理学 発達と支援 U 
児童期〜高齢期

B児童期の学習・記憶・情報処理の発達と支援

 

 

(DVD)600V063S
 

カラー
約30分
DVD
60,000円+税

監修:
田島信元
 (白百合女子大学)
指導:
中澤 潤(千葉大学)

内容
児童期の認知発達と情報処理/認知発達と教科学習の基礎/児童期の認知発達のつまずきと支援
解説

児童期は、記憶や思考など、いわゆる認知の機能が大きく変化していく時期です。子ども達は児童期初期の自分の視点や知識からなかなか離れられない思考から、次第に事実とは反する事柄であっても、純粋に論理に基づいて思考できるようになり、さらに小学校を卒業する頃には抽象的な記号操作も可能になっていきます。このような認知・情報処理システムの発達、また自分の認知状態を自分で理解し、学びに活かそうとするメタ認知の発達は、小学校という場から始まる様々な教科学習を支えることになります。
また、このような認知機能に基づく学びを進める上で、意欲や動機づけが重要になります。いかに優れた認知機能があっても、やる気がなければ、学びを進めることはできません。
ここでは、児童期のこのような認知の発達とメカニズムやその背景理論を紹介し、続いて認知発達と教科学習との関連を示します。さらに学びのつまづきとその支援について認知カウンセリングや動機づけの理論を基に考察していきます。['13]