大 学

心理学

現代心理学  発達と支援 U 児童期〜高齢期

DVD

全10巻


 

人は、幼児期までに自力発達の基盤づくりを達成し、本来的にもつ発達能力を発揮しながら、老いて死を迎える瞬間まで発達を続けます。人間の一生の問題である発達は、過程によって様々な変奏が加えられるテーマでもあり、また、その成就には他者からの支援が不可欠になります。
本作品は、生涯発達過程に於ける児童期から高齢期までの発達の様相や特徴、支援の原理やあり方について最新の知見に基づく実験や観察、データなどを交えて紹介、解説する心理学映像教材です。

タイトル

価格

対象学年・
監修者・出演者

内 容

現代心理学 発達と支援 U 
児童期〜高齢期

@児童期〜高齢期の位置づけと支援のあり方

 

 

 

 

 


(DVD)600V061S

カラー
約30分
DVD
60,000円+税

 

監修・指導:
田島信元
 (白百合女子大学)

 

内容
生涯発達の生物学的側面と文化的側面/生涯発達における支援と教育の位置づけ/児童期〜高齢期の発達課題と様相
解説

人間は豊かな生物性のもと、他者を媒介とした生活世界との交流を通して、その支援を受ける形で文化的に規定される発達課題を達成し、文化的発達を遂げていくため、人間の発達は支援・ 教育とは不可分な存在といわれています。
しかし、支援は発達主体の自主性・自発性を支えるもので、しつけといったことばに含意される大人や社会の意向の強制的受容とは一線を画す必要があります。学校文化に遭遇する児童期、親子関係・対人関係・自己と社会との関係などの調整を求められる青年期、配偶者との家庭経営、職場体制への適応が重要性を持つ成人期を通して、地域・職場での広く後輩に対する養育性の達成、社会的貢献として花開く中年期、高齢期というように、発達課題の達成を通して人は生涯、発達し続ける生涯発達の過程を辿ります。
ここでは、発達と支援の原理、児童期〜高齢期の発達課題に基づいた支援のあり方、その結果としての発達様相について総括的に解説し、発達障害児への対処について必須の支援の原理についても言及します。['13]