大 学

心理学

現代心理学  発達と支援 胎児期〜幼児期

DVD
全10巻

人間はどのように発達していくのでしょうか。人間の発達を研究することは人間の成長を知ることであり、人間の心を理解することです。特に、子どもの発達には人の成長の興味深い特徴や面白さを見ることができます。
子どもは周囲の様々な支援のもとで発達を成就し、真の自立と生きる力を獲得していきます。中でも、胎児期から幼児期までの発達とその支援は、後の発達に大きな影響を及ぼすことから特に重要といえます。
本作品は、生涯発達過程に於ける胎児期から幼児期までの発達の様相や特徴、支援の原理やあり方について最新の知見に基づいて解説する映像教材です。

タイトル

価格

対象学年・
監修者・出演者

内 容

現代心理学  発達と支援 
胎児期〜幼児期

E幼児の認知発達と自己コントロール

 

 

 

 


(DVD)600V056S

 

カラー
約30分
DVD
60,000円+税

監修:
田島信元
 (白百合女子大学)
指導:
宮下孝広
 (白百合女子大学)

内容
幼児期の思考の特徴/認知発達に関するピアジェ理論/思考・行動の自己コントロール/認知発達と支援
解説
幼児期の認知発達について知るうえでは、認知の仕組みの発達とその仕組みを使いこなす行動の発達とを分けて考える必要があります。例えば記憶について考えてみますと、短期記憶や長期記憶といった基本的な構造、およびその機能については、幼児期後期には、大人とほとんど変わらない状態になると考えられますが、一方で、それを使って実際にものを覚えようとすると、まだまだ大人のようにはうまくできません。きちんと覚えることができたのかどうか自分で把握することや、覚えるためにはどういうやり方で取り組めばうまくいくのかなど、メタレベルの認知が十分機能していないためです。つまり、人間の認知的行動は、それを支える認知的機構の発達のみによるのではなく、それをうまく働かせる知識や技能の獲得が必要となるのです。このあたりのアンバランスが幼児期の行動を理解するうえで重要と考えられますし、行動観察をしていて面白く感じられるところでもあります。
ここでは、表象、記憶、概念の発達などについて、このような観点から見ていきます。['11]