大 学

心理学

ビジュアル教育心理学入門

DVD
全10巻

少子化による若年層の人口減、高齢化による教員不足が急速に進む今日の日本。現代社会に対応できる教員の資質向上と教員不足を補うための養成は我が国の急務な課題です。教職課程のうち教育心理学系の専門科目は、教育心理(中・高校生の発達と学習)、教育方法・技術・評価、生徒指導・教育相談・進路指導で構成され、教育心理はその基礎となるものを扱うことが期待されています。
 「ビジュアル教育心理学入門」は、教育心理学が担う青年期の心身の発達や学習過程に加え、今日的な課題や傾向についても取り上げ、教育方法や技術、生徒指導との関連やその基礎となるべき事項をドラマや再現シーンを用いて具体的に示す映像教材です。教育心理の中核的な内容や事柄を分かりやすく解説し、青年期の子どもたちとどう向き合うかについて考えていきます。
この作品は、大学・各種学校、学校図書館、公共図書館、各種機関における授業での使用及び閲覧・館外貸出・館内上映(非営利)ができます。
企画・制作・著作:(株)サン・エデュケーショナル

タイトル

価格

対象学年・
監修者・出演者

内 容

ビジュアル教育心理学入門

I若者の性行動

 

 






(DVD)600V050S

カラー
約30分
DVD
60,000円+税

 

監修:
三浦香苗 (昭和女子大学)
指導:
福富 護(東京学芸大学名誉教授)

初経や精通などの第二次性徴の発現に象徴される性的成熟は、青年期の始まりを示す身体的な変化ですが、身体のみならず青年の心理や行動に対して多大の影響を及ぼします。しかしながら、特に教育の場では、青年の性意識や性行動に対して抑圧的な姿勢が根強く、十分な対応がなされていないのが現状です。性的成熟を大人に向かう発達的変化と考えるなら、抑圧的な姿勢をとるだけでは、性的に自立した大人になるための道筋を閉ざしてしまうことにもなりかねません。性的成熟とともに沸き起こる性的関心や性的行動に直面し、時に悩み、戸惑っている青年に対して、教師(大人)として十分な対応をするためには、性を考える視点を自ら確立させる必要があります。それというのも、性をどのように考えるのかそれ自体に、考える側の価値観が如実に反映されるからです。
この巻では、現代社会の中で性意識や性行動を考えるための枠組みを、価値観との関連を含めて、解説します。['09]