大 学

心理学

ビジュアル教育心理学入門

DVD
全10巻

少子化による若年層の人口減、高齢化による教員不足が急速に進む今日の日本。現代社会に対応できる教員の資質向上と教員不足を補うための養成は我が国の急務な課題です。教職課程のうち教育心理学系の専門科目は、教育心理(中・高校生の発達と学習)、教育方法・技術・評価、生徒指導・教育相談・進路指導で構成され、教育心理はその基礎となるものを扱うことが期待されています。
 「ビジュアル教育心理学入門」は、教育心理学が担う青年期の心身の発達や学習過程に加え、今日的な課題や傾向についても取り上げ、教育方法や技術、生徒指導との関連やその基礎となるべき事項をドラマや再現シーンを用いて具体的に示す映像教材です。教育心理の中核的な内容や事柄を分かりやすく解説し、青年期の子どもたちとどう向き合うかについて考えていきます。
この作品は、大学・各種学校、学校図書館、公共図書館、各種機関における授業での使用及び閲覧・館外貸出・館内上映(非営利)ができます。
企画・制作・著作:(株)サン・エデュケーショナル

タイトル

価格

対象学年・
監修者・出演者

内 容

ビジュアル教育心理学入門

H不適応と問題行動

 

 

 



(DVD)600V049S

カラー
約30分
DVD
60,000円+税

監修:
三浦香苗 (昭和女子大学)
指導:
田中奈緒子(昭和女子大学)

青年期は大人への移行期です。そのため、その時期にあたる中・高校生においては身体、性、対人関係、社会的役割と様々な面で大きな変化が起こります。このような変化の中で、両親や教師など権威者との葛藤、自己評価の揺らぎ、気分の変動など、様々な問題を抱えがちです。そしてその問題は、問題行動や不適応として顕在化することがあります。不適応は、「身体症状」「精神症状」「外的な行動」という3つの次元の現象として現れてきます。不適応の外的な行動である問題行動は、社会を観点とした表面的な特徴から、「反社会的行動」と「非社会的行動」に大別できます。
この巻では、「非行」と「不登校」を取り上げ、その実態を概説し、彼らの心理状況について解説します。さらに中・高校生の問題行動と不適応に関する理解と支援についても考えていきます。合わせて具体的な支援がなされている現場での生の声も紹介します。['09]