大 学

心理学

ビジュアル生涯発達心理学入門

DVD

全10巻

動機の理解しがたい出来事が頻発する現代社会。その対応に社会全体が苦慮して います。私たちの心の中ではどんな変化が起こっているのでしょうか。
人生の各過程での心の発達を研究する発達心理学は、近年の長寿化傾向と高齢化社会を背景に成人期から高齢期までも含む生涯発達心理学(life-span developmental psychology)として注目されています。
「ビジュアル生涯発達心理学入門」は、人間の誕生前後から死に至るまでの一生 涯を対象とし、基礎的な理論や発達の捉え方、研究方法などが、視覚的に理解できる生涯発達心理学入門のための教材です。
厳選された重要な事例をとりあげ、発達心理学の基礎の習得とより深い理解を目指す、現代の私たちの心を理解する映像作品です。
特徴
@胎児・新生児期から高齢期までを含む生涯発達心理学として捉える。
A各時期の発達の特徴などを紹介・解説し、発達心理学の基礎的な理論や事柄を理解・習得する。
B各世代が本来的に持つ能力の高さと人は一生発達し続ける存在であることを示す。
C入門者が普段、見ることの難しい実験や施設などを映像に納め、発達心理学への興味と関心を深める。
D発達心理学各分野の第一人者による監修、指導。
●企画・制作・著作:(株)サン・エデュケーショナル

タイトル

価格

対象学年・
監修者・出演者

内 容

ビジュアル生涯発達心理学入門

C幼児期 T

―表象の獲得―

 

 


 

(DVD)600V024S

カラー
約25分
DVD
60,000円+税

監修:田島信元
(白百合女子大学教授)
指導:鈴木忠
(白百合女子大学教授)

■内容
数の保存/空間認知/描画/心の理論
■解説

幼児期の大きな発達的変化の一つに、表象の獲得があります。乳児期の子どもは、触れる、見る、聞くといった知覚や感覚をもとに行動をしてきました。それに対して、幼児は、記憶や知識、イメージなどを使って頭の中で考えること――すなわち表象活動を始めます。人間は、具体的に目に見えているものを抽象化したり、目に見えていないことを仮想的に考えたりすることができます。幼児期は、そうした表象操作が可能になる時期です。表象を使い始めたばかりの幼児のものの考え方には、大人とは異なるユニークな点があります。それは子どもが「未熟だから」ではありません。彼らなりに筋道の立つものの考え方をしているのです。
ここでは、表象を獲得する幼児がどのように物事を理解しているかを、数の保存、空間認知、描画、心の理論の実験を題材にして紹介します。['06]

 
 
 

生涯発達心理学入門