大 学

心理学

ビジュアル臨床心理学入門

DVD

全20巻

 

複雑化する現代社会。私たちは激しい競争社会のもと、孤独感や挫折感にさいなまれ、様々な心の問題に遭遇しています。ストレス、ひきこもり、中高年の自殺、災害被害者の負う心の傷...など、多くの人々が抱える心の問題は今日の社会全体の重要なテーマになっています。
こうした病める現代社会が必要とし、注目を集めているのが臨床心理学です。
臨床心理学(Clinical Psychology)は、心の問題や葛藤を持つ人々に対し、心理学的な知識や技法を用いて援助する実践学であり、その実践のための理論や技法を研究する学問です。
「ビジュアル臨床心理学入門」は、臨床心理学の基礎的な理論や知識を深め、その理解を容易にするためのビデオ教材です。臨床心理学の概念、具体的な技法や実践方法などを映像で分かりやすく解説・紹介することを通して、私たちの心に迫る映像作品となっています。
●企画・制作・著作:(株)サン・エデュケーショナル

タイトル

価格

対象学年・
監修者・出演者

内 容

ビジュアル臨床心理学入門

R 家族療法

 

 

 

 

 

(DVD)600V019S

カラー
約 25分
DVD
60,000円+税

監修:松原達哉(立正大学教授)
指導:平木典子(跡見学園女子大学教授)

■内容
家族療法・IP・家族システム理論・対人相互作用
■解説
家族を対象とした家族療法では、個人の症状や問題は、個人の心理的メカニズムのみの問題ではなく、むしろ対人関係の問題であると考え、患者というレッテルを貼ることを避け、症状や問題を持った人をIP(Identified Patient)「たまたま患者になった人」と呼びます。たとえば、不登校やひきこもりを考える時も、その個人が問題なのではなく、家族やその他の人間関係を負担に感じている人が、症状としてSOSを発したと考えます。カウンセラーは、家族関係や家族を取り巻く人間関係をシステムとして捉え、パターン化され機能不全に陥っている関わりを有効な関わりに変える援助をします。家族はもちろん、時には地域社会をも視野に入れてカウンセリングを行ないます。
ここでは、核家族が集まった家族療法のロールプレイによって、家族療法の進め方を具体的に解説します。['06]