大 学

心理学

ビジュアル臨床心理学入門

DVD

全20巻

複雑化する現代社会。私たちは激しい競争社会のもと、孤独感や挫折感にさいなまれ、様々な心の問題に遭遇しています。ストレス、ひきこもり、中高年の自殺、災害被害者の負う心の傷...など、多くの人々が抱える心の問題は今日の社会全体の重要なテーマになっています。
こうした病める現代社会が必要とし、注目を集めているのが臨床心理学です。
臨床心理学(Clinical Psychology)は、心の問題や葛藤を持つ人々に対し、心理学的な知識や技法を用いて援助する実践学であり、その実践のための理論や技法を研究する学問です。
「ビジュアル臨床心理学入門」は、臨床心理学の基礎的な理論や知識を深め、その理解を容易にするためのビデオ教材です。臨床心理学の概念、具体的な技法や実践方法などを映像で分かりやすく解説・紹介することを通して、私たちの心に迫る映像作品となっています。
●企画・制作・著作:(株)サン・エデュケーショナル

タイトル

価格

対象学年・
監修者・出演者

内 容

ビジュアル臨床心理学入門

M 心的外傷(トラウマ)

 

 

 

 

 

(DVD)600V014S

カラー
約 25分
DVD
60,000円+税

監修:松原達哉(立正大学教授)
指導:島 悟(東京経済大学教授)

■内容
心的外傷・フロイト・ヒステリー研究・外傷後ストレス障害・外傷後ストレス障害のケア
■解説
心的外傷(トラウマ)とは、こころに負った傷が癒えずに、様々な心的反応をおこす、こころの傷をいいます。
心的外傷という考え方を心理学の世界に導入したのは、精神分析学の祖、ジグムント・フロイトです。19世紀の後半から提唱されていた概念ですが、日本で心的外傷が取り上げられ始めたのは、阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件以降です。生命に危険を及ぼすほどの自然災害や犯罪に遭った際の心的外傷が、「再体験」、「過覚醒」、「麻痺」と言った症状を発症します。これを外傷後ストレス障害(PTSD)といいます。
ここでは、フロイトが提唱した心的外傷の概念に触れ、外傷後ストレス障害とは何か、そして治療のための社会的なケアについて解説します。['06]