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プライマリー ミクロ経済学入門 |
プライマリー |
経済学の初心者にミクロ経済学の主要テーマを、身近な事柄から体系的に分かりやすく解説・紹介します。消費税、賃金格差、限定合理性などのトピックも取り上げ、家計と企業の行動、需要と供給、効率的資源配分、市場の失敗、独占、ゲーム理論、不完全情報などを学び、さらに近年注目されている行動経済学についても紹介します。重要なグラフは動画を用いて分かりやすく示し、より科学的な認識、理解に到達し、ミクロ経済学を興味深く学ぶことができます。 |
タイトル |
価格 |
対象学年・監修者 |
内 容 |
F 賃金の決まり方 〜自助努力と所得再分配〜 (DVD)400V037S |
カラー |
監修 : |
市場経済では、賃金も生産物の価格と同様、市場の需要と供給によって決まります。ただし労働市場は一つではなく、様々な種類の労働があり、労働の間に賃金格差が生じます。生産物の需要が旺盛で利潤が高水準にある企業の労働者や高度な生産技術により労働の生産性が高い労働者の場合などには、賃金は高水準になるでしょう。逆の場合は、ボーナスが出なかったり、毎月の賃金が低水準になります。現在と将来の所得を比較する際には、割引現在価値の概念、そしてこの間の名目利子率と実質利子率の考慮も欠かせません。所得格差、あるいは所得分配問題は、市場メカニズムに委ねているだけでは解決できず、政府による所得再分配政策が望まれます。租税制度により課税後の所得・資産の格差を小さくしたり、社会保障制度により低所得者や高年齢層への所得再分配が行われているのです。賃金格差、利子と割引現在価値、所得分配などを解説し、自助努力による資産形成と政府による所得再分配のバランスを考えていきます。 |