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金融 |
プライマリー金融論入門 |
プライマリー |
激動する現代経済の大きな要因の一つは金融。金融は安定した経済活動のために不可欠な経済の大きな柱です。その機能に支障をきたすと、たちまち経済活動は混乱、停滞し、社会や暮らしに大きな影響を及ぼすため、世界は金融から目を離すことができません。 |
タイトル |
価格 |
対象学年・監修者 |
内 容 |
H 日銀の役割と金融政策 〜世界は不況に何を学ぶ〜
(DVD)400V029S |
カラー |
監修 : |
世界恐慌の引き金となった1929年のウォール街の株の大暴落に対して、60年後に起きたそれを上回る規模の株の大暴落は、最終的に大きな混乱には発展しませんでした。その理由は、市場の混乱を回避するために世界の中央銀行が協調して金融市場に積極介入したからです。金融市場に対する中央銀行の影響力の大きさが示されたエピソードです。それは戦後の日本経済の中で、日銀が実施してきた金融政策にも共通します。高度経済成長期にインフレや国際収支の不均衡回避に向かった日銀の金利政策。安定成長時代から本格的に始まった日銀の短期金融市場での金融調節、そしてバブル経済とバブル崩壊を受けて、日銀がとったゼロ金利政策と量的緩和政策。いずれも、時代の流れの中で変化する金融環境に合わせて進められたものであり、実効性の検証だけでなく、そこにどんな意味があったのをきちんと分析することは、金融論を学ぶにはとても重要なことです。銀行の中の銀行、あるいは通貨の番人とも呼ばれる日銀が果たしてきた役割と、その金融政策の変遷を、戦後の日本経済と照らしながらまとめたレポートを通して、日銀の役割と金融政策について学びます。 |