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金融

プライマリー金融論入門

プライマリー
金融論入門
DVD 
全10巻

激動する現代経済の大きな要因の一つは金融。金融は安定した経済活動のために不可欠な経済の大きな柱です。その機能に支障をきたすと、たちまち経済活動は混乱、停滞し、社会や暮らしに大きな影響を及ぼすため、世界は金融から目を離すことができません。
「プライマリー金融論入門」は、金融とそれに起因する現象、金融と実社会、金融と私たちの暮らしの関連性について考えていく金融論(Monetary Theory)の入門者向け映像教材です。分かりやすいストーリー、実写映像、図版、グラフなどを用いて各テーマを、興味深く解き明かします。金融とは何か、その役割や仕組み、影響、市場、政策など、金融の基礎を検証、解説し、金融危機の背景や課題も考察しながら、マネーワールド、金融の本質に迫ります。
金融の奥深さを探る
●初学者を対象とし、金融論の全体を俯瞰できる構成。
●金融の基礎の基礎から現実経済への応用まで理解できる。
●内外で発生する金融現象も取り上げ、興味関心が深まる。
●工夫されたストーリー、史実などの挿入で分かりやすい。
●大学等の授業と個人学習に活用できる。
●中級・上級レベルへの突破口となる導入教材。

タイトル

価格

対象学年・監修者
・出演者

内 容

H 日銀の役割と金融政策

〜世界は不況に何を学ぶ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(DVD)400V029S

カラー
約35分
DVD
40,000円+税

監修 :
浅子和美
(一橋大学経済研究所教授)   山澤成康
(跡見学園女子大学教授) 

世界恐慌の引き金となった1929年のウォール街の株の大暴落に対して、60年後に起きたそれを上回る規模の株の大暴落は、最終的に大きな混乱には発展しませんでした。その理由は、市場の混乱を回避するために世界の中央銀行が協調して金融市場に積極介入したからです。金融市場に対する中央銀行の影響力の大きさが示されたエピソードです。それは戦後の日本経済の中で、日銀が実施してきた金融政策にも共通します。高度経済成長期にインフレや国際収支の不均衡回避に向かった日銀の金利政策。安定成長時代から本格的に始まった日銀の短期金融市場での金融調節、そしてバブル経済とバブル崩壊を受けて、日銀がとったゼロ金利政策と量的緩和政策。いずれも、時代の流れの中で変化する金融環境に合わせて進められたものであり、実効性の検証だけでなく、そこにどんな意味があったのをきちんと分析することは、金融論を学ぶにはとても重要なことです。銀行の中の銀行、あるいは通貨の番人とも呼ばれる日銀が果たしてきた役割と、その金融政策の変遷を、戦後の日本経済と照らしながらまとめたレポートを通して、日銀の役割と金融政策について学びます。

「キーワード」
暗黒の木曜日、ブラックマンデー、連邦準備制度理事会、A.グリーンスパン、日銀、発券銀行、銀行の銀行、政府の銀行、物価の番人、金融システム、最後の貸し手、金融政策、ハイパーインフレーション、オイルショック、狂乱物価、基準割引率、基準貸付利率、公定歩合、公開市場操作、売りオペレーション、買いオペレーション、預金準備率操作、ハイパワードマネー、マネタリーベース、マネーストック、実質金利、名目金利、フィッシャー効果、金利自由化、新金融調節方式、無担保コール翌日物、バブル景気、金融緩和、前川レポート、日銀の独立性、バブル経済崩壊、デフレ経済宣言、ゼロ金利政策、時間軸効果、アナウンスメント効果、ロンバート貸出、コアコアCPI、量的緩和政策
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