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経営 |
プライマリー経営学入門 |
プライマリー |
1990年初頭のバブル経済の崩壊により日本経済が逼迫、その後、アメリカに於けるIT関連の様々な新規ビジネスが脚光を浴びました。21世紀に入り、そのアメリカにもトップ企業の粉飾決算等の不祥事が発生、アメリカ型の経営にも大きな疑問符が付けられました。 |
タイトル |
価格 |
対象学年・監修者 |
内 容 |
B人的資源管理の重要性
(DVD) 400V013S |
カラー |
監修 : |
松下電器産業(現パナソニック)の創業者、松下幸之助は、「おたくは何を作っている会社ですか?」と問われた時に、「うちは人を作っています。合わせて、電気製品を作っています。」と答えたそうです。人が企業にとって財産であり、終生、人材の育成を大切にした幸之助らしいエピソードです。この話を待つまでもなく、人が企業の生殺を左右する重要な経営資源であることは多くの経営者が認識していることで、そのマネジメントは、古く1920年代の頃から、重要な経営学のテーマとして扱われてきました。例えば、モデル的な作業(課業)を基準にして労働者の生産性を計測する科学的管理法の反省に立って、G.E.メイヨーやF.J.レスリスバーガーは、生産性は従業員同士の人間関係や、仕事に対するモラール(士気)などが影響するという人間関係論を提唱しています。また、A.H.マズローやF.ハーズバーグは、心理学や行動科学といった、新しい学問体系を使って労働を検証し、人間は自己実現や成長を求めて働くという、新しい労働者観を提唱しました。様々な労働者観を軸に、人をいかに企業経営に生かすかという、人的資源管理の発展の経緯とその重要性について紹介します。
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