大学 

経済

プライマリー経済学入門

プライマリー
経済学入門
DVD 
全10巻

●経済学(economics)は、経済活動や経済現象の仕組みや関係を科学的、体系的に明らかにする学問であり、経済学を学ぶことで社会や人間に対する理解を深めることになります。
●「プライマリー経済学入門」は、大学等で経済学を学ぶ入門者を対象に、そのメカニズムや基礎理論を、身のまわりの経験や常識にもとづいて解説・紹介する、映像による経済学入門の手引きです。
●本作品の活用により、経済学に対する興味と関心がより深まります。重要な経済学者やその理論、グラフや図版、資料映像による工夫された映像構成で分かりやすく解説します。
●特徴
@短時間で経済学の分野全体を見渡せる。工夫された映像構成で、経済学の基礎が直感的に理解できます。全体像がわかったうえで個別の項目を学習したほうが理解度は高まります。
Aドラマ仕立ての構成で、経済学を身近に感じることができる。家具屋さんの家族や原始時代の人などが登場します。身近な事柄が経済学とどのように結びついているかが分かります。
Bグラフが動画で見られる。経済学ではグラフを多用しますが、動画によりグラフの理解が容易になります。

タイトル

価格

対象学年・監修者
・出演者

内 容

G景気と日本銀行 
〜シャッター街を防げ〜
 




 

 


(DVD)400V009S
 

カラー
約34分
DVD
40,000円+税

監修 :
梅田雅信
(首都大学東京大学院教授)
山澤成康
(跡見学園女子大学教授)

資本主義において市場は高い有用性を持っていますが、万能ではありません。市場が適正に機能するには、需要と供給の両サイドで情報が公正に共有されていることが前提です。偏りが生じると、不当な取引や、不良品が市場に投入されるといった問題を引き起こします。
また、養蜂家の周辺で花の栽培が始まって蜜の生産量が上がる。逆に、スーパーの近隣に公園が出来、渋滞で来店客が減るなど、ある市場の外で起きた現象、外部性が市場に影響を及ぼしてしまうことも時として生まれます。そうした市場の不完全さを補うのが、政府の重要な役目です。市場の情報が適正に運用されているかを監視したり、道路整備などの公共事業を実施し、不平等な外部性が発生しないようにします。
また、景気回復も政府が取り組んでいる課題の一つ。著名な経済学者ケインズの主張では、供給サイドによって決まる完全雇用GDPと、有効需要が決めるGDPにはギャップがあり、有効需要を高めるための公共投資の実施が、政府の役目であるとしています。市場の不完全性を、様々な施策で補いながら、経済が成り立っているのです。[’08]