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経済

プライマリー経済学入門

プライマリー
経済学入門
DVD 
全10巻

●経済学(economics)は、経済活動や経済現象の仕組みや関係を科学的、体系的に明らかにする学問であり、経済学を学ぶことで社会や人間に対する理解を深めることになります。
●「プライマリー経済学入門」は、大学等で経済学を学ぶ入門者を対象に、そのメカニズムや基礎理論を、身のまわりの経験や常識にもとづいて解説・紹介する、映像による経済学入門の手引きです。
●本作品の活用により、経済学に対する興味と関心がより深まります。重要な経済学者やその理論、グラフや図版、資料映像による工夫された映像構成で分かりやすく解説します。
●特徴
@短時間で経済学の分野全体を見渡せる。工夫された映像構成で、経済学の基礎が直感的に理解できます。全体像がわかったうえで個別の項目を学習したほうが理解度は高まります。
Aドラマ仕立ての構成で、経済学を身近に感じることができる。家具屋さんの家族や原始時代の人などが登場します。身近な事柄が経済学とどのように結びついているかが分かります。
Bグラフが動画で見られる。経済学ではグラフを多用しますが、動画によりグラフの理解が容易になります。

タイトル

価格

対象学年・監修者
・出演者

内 容

A市場は人類の大発明
〜価格はどう決まる〜
     

 

 

 

 

(DVD)400V002S  
 

カラー
約30分
DVD
40,000円+税

監修 :
梅田雅信
(首都大学東京大学院教授)
山澤成康
(跡見学園女子大学教授)

生鮮食品の値段は日々変化し、電化製品や携帯電話の値動きの速さも驚くほど。こうした時代にあっては、価格の変動に違和感を持つ人は少ないかもしれません。しかし価格がなぜ変動するのかについて考えることは、経済学では基本中の基本です。
そもそも、経済学などなかった物々交換の時代には価格はありませんでした。貨幣の誕生により物をどこでも好きな時に買うことが出来る。すなわち、文明社会に市場が生まれたことで価格が生まれ、それが変わることを人間は覚えました。その価格が、需要と供給のメカニズムの中で変化しながら、あるところで均衡することに着目したのが、経済学の父と呼ばれるアダム・スミスです。
経済は人間の営む単なる現象から、その原理原則を解き明かす学問の対象となったのです。後の経済学者達は、スミスの提唱した市場の価格メカニズム、《見えざる手》の経済学的検証を進め、市場の均衡価格こそが、生産者と消費者の利益、すなわち社会全体の利益が最も高いことを証明しました。限られた資源をいかに有効に使うかを考える学問、経済学の基本は、市場の価格メカニズムにあったのです。[’08]