大 学 |
心理学 |
一般心理学編 第3部 |
全13巻セット
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企画:大学教育用フィルム・ライブラリー制作委員会 |
タイトル |
価格(税別) |
対象学年・監修者・出演者 |
内 容 |
[1]
環境の心理
480H058A |
カラー |
監修:肥田野 直 |
特別な、又は異常な環境下において、人間の心理はどのような変化を起こすだろうか。この作品は、高山における状況・宇宙船における状況・色彩変化における状況などを通して、特別な環境における心理学的影響について考察し、環境心理学の存在理由を明らかにしようとするものである。 '79 |
[2]
感覚と知覚
480H059A |
カラー |
監修:肥田野 直 |
人間が目で見ている世界は、写真を写すように、外界の状況を忠実に反映させたものではない。ここでは、さまざまな錯視図やカラーテレビなどによる色の錯視実験を通してこの違いを明らかにしようとする。感覚は相互に関連し合い影響を及ぼし合っていることなど、実験例をあげて考察する。 '79 |
[3]
学習成立の条件
480H060A |
カラー |
監修:肥田野 直 |
強化は学習成立の条件である。強化手続とはいかなる手続のことなのか。種々の強化スケジュールによって、どのような特徴的な反応率と反応パターンが示されるか。何が強化の本質なのか。この作品ではこれらの学習成立に関する中心課題を行動的及び生理的に追求する動物実験を紹介する。 '79 |
[4]
オーガニゼーシヨン
480H061A |
カラー |
監修:肥田野 直 |
この作品は、主題の性質と働きを(1)情報受容、(2)技能習熟、(3)問題解決、(4)速読法を通して描いている。技倆進歩の方質は情報と操作にオーガニゼーシヨンが成立することにあり、真に問題解決に役立つのは個々の情報ではなく、オーガナイズされた知識であることを実験で示す。 '79 |
[5]
モティベーションと
480H062A |
カラー |
監修:肥田野 直 |
人間は欲望によって発動され行動する。欲望、モティベーションは低次な空腹、渇などにはじまり、不安、愛情などの社会的動機、さらに精神的意欲にまでひろがる。ここでは動物や人間における代表的な実験的研究を紹介。その機能などについて考察し欲望の異常やその臨床的問題にもふれる。 '79 |
[6]
思考のメカニズム
480H063A |
カラー |
監修:肥田野 直 |
思考にはさまざまな形態が認められ、言語や記号に頼るだけでなく、直観や動作に頼るものもある。ここでは、そのような思考の過程で目的と手段が次第に分化していくこと、また種々の方略がとられることを、様々な角度から事例によって描き、思考のメカニズムを明らかにしようとする。 '80 |
[7]
問題解決の方略
480H064A |
カラー |
監修:肥田野 直 |
問題解決過程は、符合化―記憶―帰納―評価―演繹の5相に分割できる。ここでは、帰納―評価の 2相に焦点をあわせ、Brain storming,KJ法などがなぜ創造的問題解決を促進させるかを体験的に明らかにし、一方創造的活動を阻害する条件についてもふれながら問題解決の方略を展開する。 '79 |
[8]
判断のメカニズム
480H065A |
カラー |
監修:肥田野 直 |
判断のメカニズムには、脳のなかでも「大脳皮質」ことに運動野にも感覚野にも属さないいわゆる「連合野」が深いかかわりを持つとされている。ここでは、大脳皮質の分業体制、連合野の損傷でおこる失語・失認の症状、ヒトの左の脳と右の脳の働きの違いなどについて描く。 '79 |
[9]
ゲームの心理
480H066A |
カラー |
監修:肥田野 直 |
民族・国家・社会的相互関係のなかで動く心理要因は何か。ゲーム研究は、様々な場面における人間の行為の本質的な心理要因・思考要因を探るためのすぐれた手段を提供する。ここでは具体的な実験ゲームの方法を通して、人間の意識や競争性などに働く心理をそれぞれの枠から探究していく。 '79 |
[10]
集団の機能
480H067A |
カラー |
監修:肥田野 直 |
この作品は集団機能に関する心理学として、集団力学について考察するものである。知覚判断に見出される集団的同調機能、集団規範のはたらき、集団の中核機能としてのリーダーシップの行動類型、その測定と妥当性、意思決定への参加、集団決定の効果、競争と協同の研究などを多角的に描写する。 '79 |
[11]
知能の測定
480H068A |
カラー |
監修:肥田野 直 |
知能とは何か。知能は直接には見ることのできない抽象概念である。従って、知能の測定は知的な作業をともなう行動を通して行われる。この作品は個人や集団を対象とした知能の測定法を取り上げ、新しい知能の測定理論や測定技術を考察するとともに、知能の本質を根本的に問いなおす。 '80 |
[12]
人格の診断
480H069A |
カラー |
監修:肥田野 直 |
日常生活では、人の行動様式のなかに様々な個性や人格が表出されることが多い。この人格を判断(Diagno-sis)するとは、そのことばのように、「よりよく理解する」ことである。この作品では、種々の視点から人の理解に接近するための原理や方法をみていきたい。 '79 |
[13]
カウンセラーの役割
480H070A |
カラー |
監修:肥田野 直 |
カウンセラーは、心理療法めいた面接をするだけではない。社会・文化・制度・組織のスポークスマンに留っていてはならない。一方、己を殺して人の話を聴くだけの者でもない。それでは、カウンセラーは如何なる役割を担っているのか。この作品はそれらを映像化したものである。 '79 |