高等学校 |
国語 |
伝統芸能鑑賞ビデオ・DVD |
タイトル |
価格 |
対象学年・ |
内 容 |
教育映画祭最優秀作品賞 野村万作から萬斎、裕基へ
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カラー |
企画:公益財団法人 ポーラ伝統文化振興財団) 2か国語版(日本語&英語)
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室町時代からの長い歴史をもつ伝統芸能『狂言』。代々受け継がれてきた狂言の演目をさらに緻密に考察し、魅力を伝え続けてきた狂言師
野村万作は、その揺るぎない技法と円熟味のある芸によって2007年、重要無形文化財各個指定保持者(人間国宝)に認定された。 ['22] |
能 ―鑑賞入門―
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カラー |
監修:増田正造
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日本の伝統演劇「能」について、その歴史をはじめとして、能舞台、能面と装束、演技の特色などを紹介、分かりやすく解説を加えたものである。また能を完成させた世阿弥と「風姿花伝」にもふれ、人間の情念を舞台に純粋に結晶しようとする能の世界を探る。映像による能鑑賞の手引きである。 ['89] |
文部科学大臣賞 狂 言
―鑑賞入門―
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カラー |
監修:増田正造 |
「能」と並ぶ日本の伝統演劇「狂言」について、その舞台や演技の特色等について、映像で紹介する。「棒しばり」「鎌腹」「蚊相撲」等の演目を紹介しながら、「狂言」の笑いの世界を探り、最後に「附子」の主要場面を鑑賞する。映像による狂言鑑賞の絶好の手引きである。 ['90] |
教育映画祭最優秀作品賞 文 楽
―鑑賞入門―
(VHS)19H0045A |
カラー |
監修:山田庄一 |
義太夫節に合わせて演ずる操人形浄瑠璃一文楽。本作品は、文楽の舞台、人形、演技の特徴等を紹介し「新版歌祭文」「一谷嫩軍記」等の演目をみる。映像による文楽鑑賞の手引きである。 ['92] |
文部科学省選定
(DVD)SSA287D |
カラー |
企画・監修:国立劇場 |
歌舞伎は江戸時代の人たちによって作り出された演劇であり、独特の様式を持って完成されているだけに、現代の眼から見ると、少なからず時代的な違和感がある。伝統の中で独特の様式美にまで創りあげられた歌舞伎、その情感の世界を堪能するにはそれなりの手引きが必要である。この作品では、歌舞伎の発生から始まり、その特色である"見得(みえ)""タテ(立廻り)""六方(ろっぽう)""だんまり"や、舞台の要素・身振り・せりふ・音楽など、歌舞伎鑑賞に役立つ知識を華やかな舞台を展開する中で具体的に紹介する。 |
文部科学省選定
(DVD)SSA288D |
カラー |
企画・監修:国立劇場 |
歌舞伎の世界に女性はいない。女を演じるのはすべて男の俳優であり、女に扮する俳優を「女方」、俗に「おやま」とも呼んでいる。女方は女性だったら気のつかない女らしさを、鋭く、的確につかみ出し、やや誇張した表現によって歌舞伎の様式化された演技の中にうまく生かしている。その芸は演技の中で重要な位置を占め、歌舞伎の特色でもあり、魅力になっている。この作品では、歌舞伎固有の女方芸の発生と展開、その伝承と創造の過程を描き、現代の代表的女方の演じる舞台から、女方が三百年をこえる歴史の中で磨きあげてきた独自の芸の世界を追求する。 ['90] |
文部科学省選定
(DVD)SSA289D |
カラー |
企画・監修:国立劇場 |
歌舞伎では闘争の場面が"タテ(立廻り)"と呼ばれる見せ場の一つとなっている。立廻り
は、血のにじむような訓練と工夫、長い歴史とともに創造された独特の様式美といえよう。この作品では現代の代表的タテ師、坂東八重之助(無形文化財技芸者)の基本訓練、構成演出の過程、及び代表的舞台を記録、その魅力の本質を解き明かす。研修生の指導の場面では「立廻り」
の基本と共に、芸への道のきびしさと、訓練の合理性が捉えられる。「南総里見八犬伝」の演出過程では、一般にはなかなか見ることの出来ない歌舞伎の稽古風景が見られ、興味深いものがある。 |
文部科学省選定
(DVD)SSA290D |
カラー |
企画・監修:国立劇場 |
男が女を演じる、それは大変な努力が必要である。女の体を作ることから始まり、年齢・身分・職業による身振りの違い、感情の細かい表現、そして役の心をどう捉えるか。歌舞伎俳優研修生等のきびしい修行が中村又五郎先生の熱のこもった指導で展開され、そして晴れの卒業公演まで・・・。この作品は伝統芸伝承のきびしさと、そこに流れる師弟愛をあますところなく記録したものである。女方の基本訓練を追求したものであり、昔なら見せてはならぬ秘事に属していよう。舞台で幻華を開く女方の実に真剣に取り組んでみせた、珍重すべき映像である。 ['90] |
文部科学省選定
(DVD)SSA291D |
カラー |
企画・監修:国立劇場 |
歌舞伎は、様式的な演劇であるといわれる。中でも立廻りは、「タテ」とも呼ばれ、血生臭い闘争の場面ではあるが、とんぼや見得などを織り込んで、おおどかに美しく見せる。その華麗な演技は「歌舞伎の華」として長年親しまれてきた。この作品は、義太夫狂言の三大名作に数えられる「義経千本桜」の舞台から、有名な大立廻りの場面を取り上げ、その稽古風景を交えながら、立廻りの演出に見られる歌舞伎独特の美意識をじっくりと味わう。また、立廻りによって、主役の華々しさが一層引き立てられる「義経千本桜」の名場面も併せて鑑賞する。
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文部科学省特選
(DVD)SSA292D |
カラー |
企画・監修:国立劇場 |
歌舞伎には、舞台の演技者以外に後見と呼ばれる人物が登場するという、日本の伝統芸能独特の様式が確立されている。後見の手で、芝居の進行中に舞台が変わり、役者は変身する。華やかな女形や立役者にとかく目が向きがちな舞台の上で、後見は実は重要な役を演じているのである。この作品は歌舞伎俳優を目指す若い役者たちの研修教材として制作された。若手による歌舞伎公演の舞台や、稽古風景の後見にスポットをあて、じっくりとその動きを追いながら、歌舞伎の「後見」の役割を解説する。 ['93] |
文部科学省選定
(DVD)SSA293D |
カラー
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企画・監修:国立劇場 |
鬘(かつら)は衣装や隈取りなどと共に、歌舞伎の様式美を構成する重要な役割をもっている。17世紀半ば頃、野郎歌舞伎の役者たちが、より女らしい表現を求めて生み出したものである。そして、歌舞伎の劇的内容が豊かになるにつれ、その時代の役者や鬘師の創意工夫によって、千数百種にも及ぶ現在の鬘の原型が出来上がったのである。この作品では、歌舞伎の舞台や
江戸時代の錦絵を見ながら、鬘によって変わる役柄と性格を分かりやすく紹介していく。さらに、
髪をつくる髪師と床山の舞台裏での仕事を追い、役者の演技を引き立てたり劇的展開を助けたりと、歌舞伎の魅力の大きな要素となっている鬘のおもしろさを伝える。 ['95] |
文部科学省特選
〈桜映画社作品〉 |
カラー |
企画:財団法人ポーラ伝統文化振興財団 |
日本の古典演劇「能」の基本を確立し、現代もなお発展し続けるほどその生命力を高めたのが世阿弥元清である。室町時代の初期、猿楽や田楽などから発達してきた「能」の世界で第一人者となった父観阿弥。その観阿弥の「能」を世阿弥はさらに「夢幻能」にまで洗練し大成した。この作品では、「能」の生い立ちを語り、世阿弥の生涯と足跡をたどるとともに、父観阿弥の「自然居士」と世阿弥の代表作「清経」「井筒」「砧」「融」の四作品をじっくりと鑑賞する。['93] |
文楽への誘い
(VHS)120H1001 |
カラー |
企画・監修: |
人形浄瑠璃文楽の普及、紹介および鑑賞の手引として役立てることを目的に、文楽の歴史、特色、魅力を平易に解説する。近松門左衛門の時代物と世話物の二つの舞台(「平家女護島」、「曽根崎心中」)を取り上げ、文楽を全く知らない人が観ても、その人間ドラマに引き込まれるような内容で構成、展開している。 ['98] |
狂言・野村万蔵 ―技とこころ―
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カラー |
監修: |
七世野村万蔵が戦後狂言界の新しい波の旗手であったことは、誰も異論のないところであろう。この作品は、七世野村万蔵の現在を核として、現代に生きる狂言、その伝承のあり方にまで分け入ろうとするものである。そして、何よりも近代狂言の完成者としての万蔵の舞台の魅力の記録でもある。古典・新作において常に創意・工夫を怠らない万蔵の日常も紹介し、彼の魅力がどのように次の世代に受け継がれていくのか、狂言の伝承の厳しさも、その孫太一郎を薫陶する映像の中に知ることができる。 ['00] |
文部科学省特選 能
〈桜映画社作品〉 |
カラー |
監修・指導 : 横道萬里雄 |
600年の歴史を経て今なお生きつづける重厚なドラマ「能」は、日本が世界に誇りうるものの1つである。この映画は、昭和30年代の名優の演技によって、「藤戸」「松風」などの演目とその名場面を映しながら、能の特質を語ったものである。今は亡き名優の演技を偲ぶとともに、若い人々や初めて能を鑑賞する人々にとっての入門書ともなっている。 '66 |
一般学校用 ライブラリー用 |