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映像で学ぶ ジェンダー入門 |
映像で学ぶ ジェンダー入門
監修: |
〜身近に潜む「性別」の矛盾や思い込みを考える〜
多様性に富むグローバルな現代の文化・社会を理解する上で、ジェンダーは重要な視点の一つです。
社会的に作り出された男女の違いを意味する「ジェンダー」という言葉は、今日、マスメディアや行政の場で広く使われています。しかし、その概念を正確に理解するには、ふだん私たちが拠りどころとしている常識の中に潜む矛盾や思い込みに気づき、それらを打ち破っていく必要があります。 本シリーズは、学生たちにとって身近な事例を示し、最新の科学的知見に基づき、そこに深く関わるジェンダーの意味、その周辺に存在する問題に迫り、ジェンダーの視点を通じてより多角的な分析と理解ができることを目指した映像教材です。 |
タイトル |
価格 |
対象学年・監修者・出演者 |
内 容 |
@ 男らしさ/女らしさ
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カラー |
監修: |
男らしさ、女らしさといった考え方は人の無意識に存在します。そうした考え方はしばしばステレオタイプ化し、多くの弊害をもたらします。「スイーツ男子」といった言葉の裏にどのような性別の固定観念が潜んでいるのか、また、教育の場においてそうした固定観念はどのような影響をもたらしているのか、ジェンダー・ステレオタイプを取り巻く多くの事例について考えます。また、フェミニズムやバックラッシュといったジェンダーを考える上で重要な事柄についても学びながら、様々な事例から身近なところにひそむ性別役割規範について考え、現代の社会における課題について考えます。 ['21] |
A 多様な「性」
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カラー |
監修: |
ひと言に「性」と言ってもそのあり方は非常に多様です。日本の社会において、人は「男」か「女」いずれかの性別に割り振られ生活することが前提となっていますが、本当に性別とは男女の2つしかないのでしょうか。この巻では性自認、性役割、性的指向といったジェンダー学における「性」の考え方について学び、性のあり方の多様性について様々な事例をもとに考えます。また、LGBTをはじめとした性的マイノリティの存在、その当事者の抱える生きにくさなどの様々な問題についても触れ、多様な「性」を認める社会を作るうえで直面する多くの課題について考えます。 ['21] |
B 結婚・家庭におけるジェンダー
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カラー |
監修: |
結婚、家族のあり方について、以前に比べて近年は比較的多様なあり方が認められてきているといえるかもしれません。しかし「女は結婚して、子供を産むことが一番の幸せだ」「男は仕事をして女は家事をするものだ」といった価値観は根強く、そうした考え方は様々な弊害を引き起こします。この巻ではしばしばメディアでも取り上げられる夫婦別姓、事実婚といったテーマをはじめ、家事の分担、出産や子育てなど、結婚や家庭におけるジェンダーに関する様々な事柄について身近な事例をもとに考えます。 ['21] |
C 労働とジェンダー
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カラー |
監修: |
「女性の社会進出」が謳われる昨今ですが、女性の労働環境は様々な面において多くの課題が残されています。労働においてハイヒール着用を強制されることに抗議する#KuToo(くーとぅ)運動は広く社会の関心を集めました。統計を見ても男女間の賃金格差は非常に大きく、性別による職務分離、マタニティ・ハラスメ ['21] |
D 性暴力と性の商品化
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カラー |
監修: |
性はしばしば商品化され、時に個人の尊厳を傷つける暴力となります。強制性交やセクシュアル・ハラスメントなど、性暴力には様々な形が存在しますが、その背後にはジェンダー・ステレオタイプや歪んだ性規範が存在します。性暴力は被害者の視点で考えなければなりませんが、セカンドレイプなどに悩まされる被害者は後を絶たず、依然として多くの課題が残されています。また、近年は本人の意に反したアダルトビデオの出演強要などの問題が社会問題となっています。こうした性暴力や性の商品化について、身の回りに起こりうる様々な事例から学び、そこに潜む課題について考えていきます。 ['21] |