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倫理・日本史・ |
世界諸宗教の道 -その跡を求めて- |
世界諸宗教の道 |
●案内役のハンス・キャング博士が、世界各地に、実際に諸宗教の歩んできた-その跡-を
辿ります。自らの語りと貴重な資料映像で諸宗教の歴史的背景や教義、聖典について解説し、世界の国々が抱えている政治・経済・環境・文化・民族に関する諸問題と宗教の関係を見据え、
世界平和に不可欠な宗教間・民族間の理解、地球倫理の確立を訴えます。 |
タイトル |
価格 |
対象学年・監修者・出演者 |
内 容 |
<丸善作品> |
カラー |
制作総指揮・案内役: |
人類発祥の地アフリカの部族と、一体だった大陸から遠く離脱していったオーストラリアの部族に太古の生き方を訪ねる。そして現実に生き、永遠普遍に連なる生命と法則を見い出すその生き方が「未開」、「夢の時代」ではなく、優れた現実対応である事を明かす。自然的人間の生活、文化を紹介し、文明的人間の不自然な行為、問題が指摘され、失われた楽園、自然への道が示される。更に植民地化・近代化の問題と、土着化・独自化による解決の方法を紹介する。 '05 |
<丸善作品> |
カラー |
制作総指揮・案内役: |
インダス文明、アーリア人の到来、ヴェーダの宗教、ウパニシャッドの哲学を、風物等を織り交ぜて分かりやすく紹介する。また寺院や彫刻等に見い出される、後のヒンドゥー教の神々やタントラの史実を辿る。更にはヒンドゥー教及び復興運動の地球真理・倫理への寄与、永遠の法の宗教の功罪、ガンジーの警鐘についても触れる。聖地、寺院、祭りや行事での人々の姿が映し出される全編にわたり、ヒンドゥー教の根底に流れる一切一体のメッセージが織り込まれている。 '04 |
<丸善作品> |
カラー |
制作総指揮・案内役: |
悠久の歴史と広大な地理の中に、二つの土着宗教、温和な人間の道を説く儒教と優美な自然の道を説く道教の理念と生活を描く一方、外来の仏教とキリスト教の受容と断絶の歴史を政治を絡めて解き明かす。桂林の風景。孔子廟の碑群、道教の儀式等の映像が美しく珍しい。キリスト教の断絶、欧化、共産化、近代化等を劇的に描き、現代の問題に対する宗教の重要性や、相対的なものを絶対とする迷信と宗教の峻別を説き、人間の水平的な視点-規範を保つには、自然-天への垂直な視点が不可欠と説く。 '05 |
<丸善作品> |
カラー |
制作総指揮・案内役: |
仏教の理論と実践を、発祥及び発展の地インドと、ユニークな展開をみせた日本を中心に辿る。三宝のブッダの生涯、教え(四諦八正道等)、共同体(ダライダマ僧団の生活)を具体的に見せるのみならず、南方上座仏教への展開、北方大乗仏教への発展や国教的、位階的な転換についても解説する。三学の戒定慧も巧みに織り込まれ、五戒の地球倫理への応用、重要性を示す。また現代から挑戦を受ける日本の禅系、浄土系、日蓮系がどう応戦するのかを問う。 '04 |
<丸善作品> |
カラー |
制作総指揮・案内役: |
キリスト教、イスラム教と共にアブラハムの宗教の根源となるユダヤ教の理論と実践の発展を歴史的、地理的に明解に跡付ける。アブラハム、モーゼ、ダビデ、預言者、ラビ達の事跡を辿り、ユダヤ民族の興亡、離散の歴史を明かし、民族絶滅の危機、ホロコーストへの道程と責任を宗教者及び現代に問う。またイスラエル建国、強権のテロリストによって生じた難民テロリストの問題、原理主義と世俗主義の問題等への解決策を提案する。 '05 |
<丸善作品> |
カラー |
制作総指揮・案内役: |
イエスの死を賭けた反権力、愛の原始共同体から、ヘレニズム世界への拡大、国教化を経て、絶対主義的教会へと変遷する歴史と、それに対するプロテスタントの誕生、東西、南北分裂の歴史を明解に跡付ける。ロシア正教の荘厳な典礼やローマカトリックの権力を見せる一方、イエスの生き方を生きるキリスト者の姿、受難も紹介する。教会を内部から知り、その使命を考究してきた案内者の絶対主義への批判、キリスト教と世界への提言は必見といえる。 '05 |
<丸善作品> |
カラー |
制作総指揮・案内役: |
キリスト教、ユダヤ教の異同を明らかにし、理論と実践の発展を映像や地図を駆使して歴史的、地理的に明解に跡付ける。イスラーム世界を支える五柱、なかでもカーバ神殿への大巡礼の光景は圧巻である。神政主義、伝統主義、神秘主義を分かりやすく解説する他、剣の宗教、ジハード等についてはその誤解を解き、唯一神への帰依の姿を鮮明に見せる。最終巻となるここでは、宗教と暴力、文明の衝突、現代の諸問題に対する解決策を提案する。 '05 |