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金融

プライマリー金融論入門

プライマリー
金融論入門
DVD 
全10巻

激動する現代経済の大きな要因の一つは金融。金融は安定した経済活動のために不可欠な経済の大きな柱です。その機能に支障をきたすと、たちまち経済活動は混乱、停滞し、社会や暮らしに大きな影響を及ぼすため、世界は金融から目を離すことができません。
「プライマリー金融論入門」は、金融とそれに起因する現象、金融と実社会、金融と私たちの暮らしの関連性について考えていく金融論(Monetary Theory)の入門者向け映像教材です。分かりやすいストーリー、実写映像、図版、グラフなどを用いて各テーマを、興味深く解き明かします。金融とは何か、その役割や仕組み、影響、市場、政策など、金融の基礎を検証、解説し、金融危機の背景や課題も考察しながら、マネーワールド、金融の本質に迫ります。
金融の奥深さを探る
●初学者を対象とし、金融論の全体を俯瞰できる構成。
●金融の基礎の基礎から現実経済への応用まで理解できる。
●内外で発生する金融現象も取り上げ、興味関心が深まる。
●工夫されたストーリー、史実などの挿入で分かりやすい。
●大学等の授業と個人学習に活用できる。
●中級・上級レベルへの突破口となる導入教材。

タイトル

価格

対象学年・監修者
・出演者

内 容

@ 金融論を学ぶ

〜金融はじめて物語〜
























 (DVD)400V021S

カラー
約35分
DVD
40,000円+税

監修 :
浅子和美
(一橋大学経済研究所教授)   山澤成康
(跡見学園女子大学教授)

銀行、信用金庫、証券会社。私達の暮らしの身近なところにありながら、多くの人は、それらの役割をうまく説明できないでしょう。しかし、金融論を学ぶにあたっては最低限、その基本に触れておく必要があり、その後に続く中級・上級レベルの様々な領域への突破口として、その理解は極めて重要です。金融の役割とは、とりもなおさず、資金が余っているところから資金が不足しているところへ資金を融通する金融仲介機能であり、それは資産変換、リスク分散、情報生産の3つの機能が備わって初めて可能になります。手形や小切手、さらには債券、株式といった証券等々・・・、形態の異なる資産を、貸手と借手の求める形に変換することは、金融仲介の基本中の基本です。その際、リスクが貸手と借手にストレートに及ばないようにうまく分散し、また借手の真の信用状態が貸手にきちんと伝わるよう、信用情報を生産することも、金融仲介機能の重要な役割です。この世に、金融という仕組みが登場した古代のギリシャから現在にいたるまで、金融仲介機能は不変であることを、金融論のゼミと、仮想のマネーワールドを行き来しながら、主人公の学生3人と共に学んでいきます。

[キーワード]
金融、古代ギリシャの両替商、三貨制度、マーチャント銀行、仲介機能、資産変換、本源的証券、直接証券、間接証券、大数の法則、決済機能、リスク分散、情報生産機能、情報の非対称性、逆選択、モラルハザード、価格情報、金融商品、金融機関、相対取引、市場取引、金融システム、金融危機、金融規制、金融政策、流動性
['12]

A 貨幣の役割と通貨の循環
 
〜お金の動きを注視せよ〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 (DVD)400V022S

カラー
約35分
DVD
40,000円+税

監修 :
浅子和美
(一橋大学経済研究所教授)   山澤成康
(跡見学園女子大学教授)

欲しい物を見つけたらお金を支払って手に入れる、子供の頃から誰もが実践してきたことです。では、欲しい物が買えるのなら、商店街で発行している地域通貨もお金、金融論でいう貨幣といえるのでしょうか。誕生した大昔から、貨幣には交換の媒介、価値の尺度、価値の保蔵といった基本機能が備わり、その利便性により洋の東西を問わず広く普及しました。さらに時代を経て、紙幣が誕生するにいたって、貨幣は誰もがそれを商品との交換に応じるという一般的受容性や、法律に基づき、表示された数値通りの価値を持たせる強制通用力が備わり、現代にも使われる貨幣となったのです。また、金融論の視点から貨幣についてもう一つ注意すべきは、商品・サービスとの交換、すなわち実体経済で不可欠であるだけでなく、決済や、資金調達、資金運用など、実体経済がきちんと回るための潤滑油の役割を果たしながら流通していることです。この貨幣の流通は、物価の上昇と下落、すなわちインフレ・デフレにも影響を及ぼすため、金融に関わる関係者が注意深く観察している重要なポイントです。貨幣の歴史、機能、循環の仕組み、貨幣数量説、マネーストックなどについて学びます。

[キーワード]
わらしべ長者、貨幣、金属貨幣、エレクトロン貨、富本銭、三貨制度、交換の媒介機能、価値の尺度機能、価値の保蔵機能、欲望の二重の一致、直接交換、間接交換、秤量貨幣、計数貨幣、一般的受容性、本位貨幣制度、金本位制、銀本位制、兌換紙幣、不換紙幣、管理通貨制度、強制通用力、信用貨幣、藩札、太政官札、大黒札、通貨、産業的流通、金融的流通、預金通貨、価格革命、松方デフレ、貨幣価格、貨幣数量説、マネーストック、フィッシャーの交換式、資金循環表
['12]

B 間接金融と銀行

〜信用第一は誰のため

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(DVD)400V023S

カラー
約35分
DVD
40,000円+税

監修 :
浅子和美
(一橋大学経済研究所教授)   山澤成康
(跡見学園女子大学教授)

銀行と聞くと手堅いイメージがあります。預金者はもちろん、企業経営者が商売の決済や、資金の融資などで頼りにしている、信用のおける存在が銀行です。それもそのはず、数ある金融機関の中でも銀行ほど信用を大切にしているところはありません。現金を使わず、離れた場所で支払いのやり取りを行う決済や、預金者から預かった現金を預金という形で集めて企業に融資する間接金融は、銀行の仲介機能がベースになりますが、それは何より預金者や、融資先に対する信用があってのものなのです。預かった預金の一部を払い戻しのために残し、それ以外を貸し出しに回す信用創造が法律で認められているのも、金融秩序のために、銀行が信用を守る砦であることを、多くの人が認めているからに他なりません。とはいっても銀行も一企業であるかぎり、適正な利益の確保は必要です。短期市場で調達した資金を、融資することで得られる利ざやは、銀行の重要な収益部門になります。その一方で、融資先の与信審査を厳しくするあまり企業融資が進まず、経済の停滞を招くこともあります。社会に大きな影響を及ぼす銀行の役割の基本を学んでいきます。

[キーワード]
銀行、預金業務、普通預金、当座預金、定期預金、利子、要求払い預金、決済型預金、支払準備率、決済機能、金融仲介機能、預金証書、間接金融、信用創造、本源的預金、派生的預金、部分預金制度、信用貸出、マネーストック、銀行の収益源、銀行の資金調達、短期市場、長期市場、インターバンク市場、オープン市場、コール市場、短資会社、無担保コール、与信、プライムレート、トランザクション・バンキング、リレーションシップ・バンキング、デフォルト、不良債権、バブル経済、金融庁、BIS、早期是正措置、貸し渋り、貸し剥がし、信用収縮
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C 直接金融と証券市場

〜株式相場より企業を見よ〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 (DVD)400V024S

カラー
約35分
DVD
40,000円+税

監修 :
浅子和美
(一橋大学経済研究所教授)   山澤成康
(跡見学園女子大学教授)

野村證券の創始者「野村徳七」を始め、株式相場で財を成した人は少なくありません。株式市場に魅力を感じ、将来業務として携わりたいと考える学生が多い理由もそのあたりにあるのかもしれません。しかし、株式市場の本来の目的は投資や投機の場ではなく、銀行などの間接金融と異なるもう一つの企業金融の柱、直接金融の担い手として、企業にとっての資金調達の場となることです。そのために、証券会社は店頭公開や取引所への上場時に、信用の確保のために厳しい審査を実施し、それをクリアして初めて、企業は自己資本の拡充や低コストの資金調達が可能になります。投資家は、そうした企業を注視し、健全経営の企業に投資を行います。その意味で、株式市場における重要性は、相場よりも企業の経営情報の方が重いといっても差し支えありません。また、この直接金融では、株式の他に、公共債や社債などの債券が重要な位置を占めており、中でも国が発行する国債は額も多く、その取引によって金利が変動し、さらにそれが市場に影響を及ぼすため、金融関係者もその動向から目が離せません。直接金融を担う証券市場の概要について歴史をたどりながら学んでいきます。

[キーワード]
兜町、東京証券取引所、東京株式取引所、第一国立銀行、有価証券、キャピタルゲイン、キャピタルロス、価格変動リスク、企業倒産リスク、有価証券市場、発行市場、流通市場、店頭公開、店頭市場、証券会社、ブローカー業務、ディーラー業務、アンダーライター業務、ディストリビューター業務、直接金融、本源的証券、金融仲介機関、配当、有限責任、時価発行額、株価の決定要因、サンスポット説、債券市場、赤字国債、建設国債、利付債、割引債、固定金利物、クーポン、ゼロクーポン債、公社債、相対取引、取引所取引、普通社債、新株引受権付社債、ワラント債、転換社債、日本版ビッグバン
['12]

D 金利の役割と仕組み

1%は運命の分かれ道か

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(DVD)400V025S

カラー
約35分
DVD
40,000円+税

監修 :
浅子和美
(一橋大学経済研究所教授)   山澤成康
(跡見学園女子大学教授)

「国債の金利が上がっても下がっても暮らしに影響はない。金利で関心があるのは、銀行に預けた預金の金利だけ。」一般の学生ならそれで済んでも、金融論を学ぶ以上、そこにはどのような問題が含まれているのか、想像を巡らせることが大切です。普通預金や定期預金、そして債券など、金融商品には金利が付きます。その金利はどんな意味を持ち、どんな役割を果たすのでしょうか。短期市場における金利の動向や、債券に代表される長期金利の変動要因、調達金利を基に貸出金利が決まる仕組みなど、金利について理解を深めるに従い、預金金利が、一銀行の裁量で決められるような単純なものではないことに気づかされるでしょう。更に、国債など債券の金利には満期までの残存期間と期間毎の利回りからなる期間構造があることや、金利が上がる時は債権価格が下がり、金利が下がる時は債権価格が上がることを学ぶことで、国債金利が上がり、国債価格が下がることにどんな問題があるのかを理解できます。金利とは何か、その決定の仕組みや市場と変動要因、影響など、金融論のスタートラインである金利の基礎を、金利ワールドの中をさまよいながら学んでいきます。

[キーワード]
金利、パレート最適、資金配分機能、景気調整機能、規制金利、金利の自由化、流動性、名目利子率、実質利子率、リスクプレミアム、短期金利、長期金利、マネー市場、インターバンク市場、オープン市場、譲渡性預金、債権現先、債権レポ、コマーシャルペーパー、オーバーナイトコール、スプレッド、短期プライムレート、資本市場、長期プライムレート、国債金利、裁定取引、期間構造、イールドカーブ、流動性プレミアム仮説、純粋期待仮説、割引現在価値
['12]

E コーポレートファイナンス

〜最適資本構成をめざす〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(DVD)400V026S

カラー
約35分
DVD
40,000円+税

監修 :
浅子和美
(一橋大学経済研究所教授)   山澤成康
(跡見学園女子大学教授)

企業にとって、日常の活動を続けていく上で資金調達や余剰資金の運用は不可欠です。それを戦略的に実行することで、キャッシュフローを最大化するのが企業財務、コーポレートファイナンスです。しかし、ただやみくもに行ってもうまくはいきません。銀行融資や社債発行など負債(デットファイナンス)による資金調達と、株式市場(エクイティーファイナンス)からの自己資本による資金調達をいかに適切に組み合わせるかといった最適資本構成がコーポレートファイナンスでは問われるのです。そのポイントになるのは資本コストです。銀行融資における金利、そして株式の配当、キャピタルゲインなど、いわゆる投資家の期待リターンが資本コストにあたります。この資本コストを上回る利益を出さなければ、企業が資金調達する意味は失われるのです。更に、この最適資本構成を把握するためには、MM理論で問われる税制や情報の非対称性への理解も欠かせません。投資家の期待リターン、すなわち資本コストの最小化を図るには、情報のディスクロージャーも重要になります。コーポレートファイナンスの重要性について、経営者の生の声を聞きながら考察します。

[キーワード]
店頭公開、コーポレートファイナンス、企業価値、キャッシュフロー、広義のコーポレートファイナンス、狭義のコーポレートファイナンス、資本の機会費用、NPV(純現在価値)、収益率法、資本コスト、デッド、エクイティー、負債、純資産、キャピタルゲイン、配当、割引現在価値、ROE、期待リターン、最適資本構成、情報の非対称性、レバレッジ、国債利回り、TOPIX、自己資本比率、増配、シグナリング、MM理論、完全市場、ペッキングオーダー理論、ディスクロージャー、コーポレートガバナンス、間接金融、直接金融、ディスインターミディエーション、デリバティブ、ポートフォリオマネジメント、ホールセールバンキング、リテールバンキング
['12]

F 為替の仕組みと影響

〜交換が世界を変える〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(DVD)400V027S

カラー
約35分
DVD
40,000円+税

 

監修 :
浅子和美
(一橋大学経済研究所教授)   山澤成康
(跡見学園女子大学教授)

今や、誰もが当たり前のように行っているネットを使った買い物。それを可能にしている為替の仕組みを知ることも、金融論の重要な分野の一つです。国内の為替取引ではもちろん、通貨の異なる外国間での為替取引では、為替の交換レートが絡むために、取引が滞りなく行われるにはコルレス勘定をはじめとする様々な仕組みが必要になります。ところでこの為替、そのレートが毎日ニュースなどで報道されるように、経済にとって重要な指標となります。その数字が輸入関連企業や輸出関連企業の利益に直結するため、為替相場の動きから目が離せないのです。そのため、銀行など為替の取引を行う金融機関や企業では、為替の変動要因の分析に余念がありません。更に、この為替レートは二国間の名目レートにとどまらず、世界中のレートを勘案した実効レート、物価の上下動を勘案した実質レートなどがあり、それらについての理解も必要になります。ネットを使い、ボタン1つで出来る海外からの買い物も、その裏では為替の複雑な仕組みが働いているのです。国内外の経済に大きな影響力を持つ為替について、実際の銀行に取材しながら学んでいきます。

[キーワード]
為替、内国為替、全国銀行データ通信システム、外国為替、コルレス銀行、コルレス勘定、外為市場、インターバンク市場、直物取引、先物取引、通貨オプション、為替ディーラー、為替レート、金融自由化、ツー・ウェイ・クォーテーション、オファー、ビット、変動相場制、ブレトン・ウッズ、固定相場制、ニクソンショック、管理フロート、為替の変動要因、実効為替レート、名目為替レート、実質為替レート、実質実効為替レート、円高・円安、プラザ合意、市場介入
['12]

G 資産運用と金融リスク

〜リスクとリターンの攻防〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 (DVD)400V028S

カラー
約35分
DVD
40,000円+税

監修 :
浅子和美
(一橋大学経済研究所教授)   山澤成康
(跡見学園女子大学教授)

ハイリスク・ハイリターンは金融商品の基本です。元本割れのリスクが高い商品ほど、リスク・プレミアムと呼ばれる分だけ高い金利がつくからです。一般の消費者は、そうしたリスクを避けて銀行預金などを利用しますが、それでは思うようなリターンが期待できないことから、投資家は、投資技術にたけた専門家を通して、高いリターンが期待できるリスクマネーへの投資を図ります。その一つが、一般にファンドと呼ばれる投資信託です。そこではファンドマネージャーと呼ばれる投資のエキスパートが、ポートフォリオ選択よろしく様々なリスク回避(ヘッジ)の手法を使いながら、株式(ファンド)や公社債(ファンド)など数多くの種類の金融商品を組み合わせて、最小のリスクで最大の利益を得ることに努めます。また、金融商品の中には、リスクヘッジを目的としたものでありながら、それ自体が投資の対象となり、なおかつリスク要因となってしまうデリバティブ商品もあり、それらのファンドマネージャーには、相当のスキルが求められるのです。そんなファンドマネージャーへの道をたどりながら、資産運用と金融のリスクについて考えていきます。

「キーワード」
投資、金融商品、金融資産、個人投資家、機関投資家、ファンドマネージャー、資産運用、信託銀行、投資信託、ファンド、株式投資信託、公社債投資信託、不動産投資信託、アクティブ運用、インデックス運用、収益性、流動性、安全性、リスク商品、リスクプレミアム、ヘッジ、ペイオフ、デフォルト、ポートフォリオ、共分散、統計学的手法、効率的市場仮説、デリバティブ(金融派生商品)、先物取引、スワップ取引、オプション取引、コール、プット、レバレッジ効果、オフバランス取引、スペキュレーション、仕組み債、アジア通貨危機、J.ソロス、ヘッジファンド
['12]

H 日銀の役割と金融政策

〜世界は不況に何を学ぶ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(DVD)400V029S

カラー
約35分
DVD
40,000円+税

監修 :
浅子和美
(一橋大学経済研究所教授)   山澤成康
(跡見学園女子大学教授) 

世界恐慌の引き金となった1929年のウォール街の株の大暴落に対して、60年後に起きたそれを上回る規模の株の大暴落は、最終的に大きな混乱には発展しませんでした。その理由は、市場の混乱を回避するために世界の中央銀行が協調して金融市場に積極介入したからです。金融市場に対する中央銀行の影響力の大きさが示されたエピソードです。それは戦後の日本経済の中で、日銀が実施してきた金融政策にも共通します。高度経済成長期にインフレや国際収支の不均衡回避に向かった日銀の金利政策。安定成長時代から本格的に始まった日銀の短期金融市場での金融調節、そしてバブル経済とバブル崩壊を受けて、日銀がとったゼロ金利政策と量的緩和政策。いずれも、時代の流れの中で変化する金融環境に合わせて進められたものであり、実効性の検証だけでなく、そこにどんな意味があったのをきちんと分析することは、金融論を学ぶにはとても重要なことです。銀行の中の銀行、あるいは通貨の番人とも呼ばれる日銀が果たしてきた役割と、その金融政策の変遷を、戦後の日本経済と照らしながらまとめたレポートを通して、日銀の役割と金融政策について学びます。

「キーワード」
暗黒の木曜日、ブラックマンデー、連邦準備制度理事会、A.グリーンスパン、日銀、発券銀行、銀行の銀行、政府の銀行、物価の番人、金融システム、最後の貸し手、金融政策、ハイパーインフレーション、オイルショック、狂乱物価、基準割引率、基準貸付利率、公定歩合、公開市場操作、売りオペレーション、買いオペレーション、預金準備率操作、ハイパワードマネー、マネタリーベース、マネーストック、実質金利、名目金利、フィッシャー効果、金利自由化、新金融調節方式、無担保コール翌日物、バブル景気、金融緩和、前川レポート、日銀の独立性、バブル経済崩壊、デフレ経済宣言、ゼロ金利政策、時間軸効果、アナウンスメント効果、ロンバート貸出、コアコアCPI、量的緩和政策
['12]

I 金融危機と金融秩序

〜危機は変化へのチャンス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 (DVD)400V030S

カラー
約35分
DVD
40,000円+税

監修 :
浅子和美
(一橋大学経済研究所教授)   山澤成康
(跡見学園女子大学教授)

2002年に本格化された欧州統一通貨《ユーロ》の導入は、当初こそ世界から多くの期待が寄せられましたが、経済力の格差を残したままの通貨統一による問題が次第に露呈し、ギリシャの債務危機という金融危機にまで発展しています。そのわずか前には、サブプライムローンに端を発するアメリカ発のリーマンショックが、世界経済を大混乱に陥れました。このように近代に突入して以降、世界は数々の金融危機、それを起因とする恐慌に見舞われ、社会は大きな影響を受けてきたのです。1990年代に起きた日本のバブル崩壊も然り。そうした金融危機の背景にある共通項に注目し、危機回避の視点からその要因を探ります。例えば大きな金融危機には、空間や時間を超えて危機の連鎖が生じ、リーマンショックとバブル経済崩壊には、過剰な投資、リスクテイクという共通項が見られます。何故、世界は同じ失敗を繰り返すのでしょうか、失敗を糧にした新しい金融秩序の構築のために、世界はどのように協調していこうとしているのでしょうか。日米欧で発生した金融危機を検証し、プレゼン形式を使いながら、金融危機と金融秩序について考えていきます。

「キーワード」
金融危機、ユーロ、ギリシャ債務危機、ソブリン債、ソブリンリスク、欧州債務危機、リーマンショック、サブプライムローン、危機の連鎖、円高、国際通貨基金、欧州中央銀行、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)、デフォルトリスク、リスクプレミアム、バブル崩壊、リスクテイク、財テク、証券化、大数の法則、金融工学、不良債権、失われた10年、キャピタルクランチ、貸し剥がし、貸し渋り、クレジットクランチ、ジャパンプレミアム、金融庁、金融再生プログラム、不良債権終息宣言、Too Big To Fail、追い貸し、モラルハザード、プルーデンス政策、国際決済銀行、自己資本比率規制、バーゼルV、早期是正措置、預金保険制度、日本政策金融公庫、ブラック・スワン理論、ナシム・ニコラス・タレブ
['12]


 

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