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経済 |
プライマリー経済学入門 |
プライマリー |
●経済学(economics)は、経済活動や経済現象の仕組みや関係を科学的、体系的に明らかにする学問であり、経済学を学ぶことで社会や人間に対する理解を深めることになります。
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タイトル |
価格 |
対象学年・監修者 |
内 容 |
@経済学とは
(DVD)400V001S |
カラー |
監修 : |
『経済学』と聞くと、アダム・スミスやケインズといった学者の名前を思い浮かべる人がいるかもしれません。また、商品の価格が、需要と供給のバランスで決まることを多くの人々は知っています。もちろん、それらも経済学の重要な要素の一つではあります。 |
A市場は人類の大発明
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監修 : |
生鮮食品の値段は日々変化し、電化製品や携帯電話の値動きの速さも驚くほど。こうした時代にあっては、価格の変動に違和感を持つ人は少ないかもしれません。しかし価格がなぜ変動するのかについて考えることは、経済学では基本中の基本です。 |
B家計は効用を最大化する
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カラー |
監修 : |
経済活動を担っている主体は家計、企業、政府の3つ、その個々の活動を詳細に分析するのがミクロ経済学です。その中で、消費という経済活動の中心となっているのが家計。その消費も、ただ漫然と行われる訳ではなく、経済学では効用、すなわち商品を購入することによって得られる満足が最大となるように行動すると考えます。 |
C企業は利益を最大化する
(DVD)400V004S |
カラー |
監修 : |
ミクロ経済で家計と並んで重要な分析対象となるのが企業です。企業の最大の目的は利益を出すこと。企業経営者は利益を生み出す生産量と費用、すなわち従業員に払う賃金のバランスに頭を悩ましています。生産量を上げれば利益があがるのなら、従業員を増やせば良いという考えもありますが、そう上手くはいきません。従業員の数が増えるほど1人あたりの生産量は減る、つまり、従業員が1人増える分、費用が増えるからです。これを「限界費用逓増の法則」といいます。この限界費用逓増の原理と市場価格を組み合わせることで、最適な従業員の数を割り出すことができます。
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Dマクロ経済とGDP
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監修 : |
効用が最大になるよう消費する家計と利益が最大になるよう生産を行う企業。ミクロ経済では経済行為における個々の意思に焦点を当てましたが、その意思の集まりが経済に与える影響を考えるのがマクロ経済です。マクロ経済の指標にはGDPや失業率、景気動向などがあります。中でも重要なのがGDPです。経済では総生産=総所得=総支出という三面等価の原則が働き、GDPの数字を把握することで、所得の動きや、支出の動きなどが分かるのです。 |
E貿易と経済のグローバル化
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監修 : |
地中海貿易によって繁栄を謳歌した古代ローマ。地理上の発見によってアジア貿易路を確保し、一時代を築いたポルトガルやスペインなど、貿易が国を豊かにすることは歴史の事実が物語っています。 |
F金融の仕組み
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監修 : |
お金は天下の回り物と言われますが、お金が一箇所に滞ることはほとんどありません。あちこち廻ることで、経済が活性化することを知る必要があります。その上で、通帳に記入された預金残高を見て、預けたお金がどのように利用されているかを考えることが、金融を学ぶ出発点になります。
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G景気と日本銀行
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カラー
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監修 : |
「お父さんの会社が不景気だから、お小遣いは据え置き。」大学生が景気を実感するのはこんな時ぐらいかもしれません。景気動向を見て雇用や投資を決める企業にとって、その判断は切実です。
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H市場の失敗と政府の役割
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監修 : |
資本主義において市場は高い有用性を持っていますが、万能ではありません。市場が適正に機能するには、需要と供給の両サイドで情報が公正に共有されていることが前提です。偏りが生じると、不当な取引や、不良品が市場に投入されるといった問題を引き起こします。 |
I経済学で社会を見る
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監修 : |
世の中で発生する事象の多くが経済と関係しています。日本社会の重要課題である少子高齢化の裏に、人口減による消費の縮小や税収不足など、マクロ経済に影響を及ぼす問題が隠れています。また代替ガソリンとして注目されるエタノールの需要増加で生まれた穀物価格の高騰、そして原油価格の高騰には、過剰流動性によって行き場を失ったグローバルファンドマネーが関係していると言われています。 |