大 学 |
心理学 |
ビジュアル教育心理学入門 |
DVD |
少子化による若年層の人口減、高齢化による教員不足が急速に進む今日の日本。現代社会に対応できる教員の資質向上と教員不足を補うための養成は我が国の急務な課題です。教職課程のうち教育心理学系の専門科目は、教育心理(中・高校生の発達と学習)、教育方法・技術・評価、生徒指導・教育相談・進路指導で構成され、教育心理はその基礎となるものを扱うことが期待されています。 |
タイトル |
価格 |
対象学年・ |
内 容 |
ビジュアル
教育心理学入門
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カラー |
監修・指導: |
青年期には身体や運動能力以外にも、内面的な精神構造にも大きな変化が生じます。その結果、文法や数学のような抽象的・論理的教科の学習が可能となり、自分を取り巻く現実や未来について批判的に考え、思考する世界も拡大します。また、大人の権威から離脱し、自立した人間になるよう努力し、新しい人間関係を構築しようとします。しかし、青年は経験も生活の知恵も十分には持っていません。この自己を取り巻く現状打開に、友人関係を通じて対処していきますが、信頼できる大人からの確認と支持も期待しています。 |
ビジュアル
教育心理学入門
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カラー |
監修: |
動機づけとは学習に対する意欲、やる気などと言われているものです。どうすれば学習に対する意欲がわき、やる気がでるのか、あるいは、どうして人は無気力になってしまうのかといったテーマは教育心理学の中でも重要なテーマの一つです。人は試験で良い点数を採るため、他人から褒められるためだけに動機づけを高めるのではありません。自分の興味、関心などに由来する自律的な意欲、つまり、内発的動機づけを高めることができます。また、動機づけを維持するためには自分のことは自分でやっているという感覚を持っていることが重要です。それがないと人は自分ではやっても無駄だという気持ちになり学習された無力感といわれる状態に陥ってしまいます。 |
ビジュアル
教育心理学入門
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カラー |
監修: |
学習指導の活動をとらえるために,4つの視点から説明をします。第1は,学習によってどのような知識・技能・態度などが獲得されるかです。特に,宣言的知識と手続き的知識の獲得過程を中心に解説します。第2は,学習方法についてです。これは,学習者(児童・生徒・学生など)の視点に立ち,個人がどのように自分で学習していくか,すなわち自己学習を解説します。また,学習者のいろいろな特徴(学習スタイルなど)も紹介します。第3は指導方法についてです。これは指導者の視点に立ち,教授法,すなわち授業にはどのような方法があるか,授業をどのように実施していくかを解説します。また,最近行われている新しい授業の方法も紹介します。第4は評価方法です。学習指導と評価活動とが両輪となって,学習の効果が上がります。評価の考え方,測定の手段としてのテスト法について紹介します。['09] |
ビジュアル
教育心理学入門
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カラー
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監修: |
学習不適応の問題は、1つは学業不振、もう1つは勉強嫌い、やる気がないという形で現れます。この巻では実践的な視点から、学校教育現場で、学習意欲や学習方法などの学習活動の諸側面で気になる生徒、何らかの配慮なしでは学習活動を円滑に進めることが難しかったり、これからの学習に支障をきたすことが予想されたりする生徒なども含めて「学習不適応」生徒としてとらえ、その対応や関わり方について考えます。 |
ビジュアル教育心理学入門
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カラー |
監修: |
中・高校生の時期の青年たちは、それまでの親や社会から与えられた行動基準ではなく、自分なりの行動基準で考え行動し、社会との関係を築いていこうと試みます。さらに、第二次性徴を伴う身体的な変化や友だち関係の変化、進路の選択など、さまざまな変化や課題への対応が求められます。これらの経験は不安や葛藤、失敗など、容易なものではありません。得意なものに熱中することにより、自分の可能性を発見したり、周囲から認められたりしながら、自分なりのやり方でそれらを乗り越えていきます。時に起こる親や社会の考えとの衝突や反抗的な振る舞いの背景には、「自分らしさ」、「自分とは何か」を模索する、自立に向かう心性が存在しているのです。 |
ビジュアル教育心理学入門
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カラー |
監修: |
子ども達は小学校の高学年頃に思春期のスパートという急激な身体発育に直面します。そして子ども達は、これまでの自己との連続性の感覚を揺さぶられ、新しい自己を求める旅に出ます。「自分とはいったい何か?」青年期全体を通じて繰り広げられるアイデンティティの探求を縦軸に、この時期の子ども達のパーソナリティ形成も進んで行きます。
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ビジュアル教育心理学入門
(DVD)600V047S |
カラー |
監修: |
青年期において、対人関係の中心は親から友人へと移っていきます。青年は親から精神的に独立し始め、友人はその不安感を支える大きな存在となります。友人と心を通わせ、さらに様々生じる葛藤や仲間はずれは、青年にとって人間関係を学ぶ糧となり、また自分自身に目を向け、新たな自分に気づくきっかけともなります。このように青年期の友人関係は、親からの自立を支え、自己を獲得する過程で重要な役割を果たしています。ではその実際はどのようなものなのでしょうか。青年期と言っても、中学生と大学生とでは友人との関係の持ち方は異なります。また特に近年では友人関係が希薄化している、青年が状況に応じて友人を使い分けていると言われています。 |
ビジュアル教育心理学入門
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監修: |
マンガ・アニメ等、世界中の若者に大きな影響を与えている日本の若者文化。インターネット・ブログ、携帯電話等、身近に情報の受信と発信の道具を持つ若者たち。この巻では、メディアの役割やその影響、メディアとの適切な関係のあり方等を考えていきます。 |
ビジュアル教育心理学入門
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カラー |
監修: |
青年期は大人への移行期です。そのため、その時期にあたる中・高校生においては身体、性、対人関係、社会的役割と様々な面で大きな変化が起こります。このような変化の中で、両親や教師など権威者との葛藤、自己評価の揺らぎ、気分の変動など、様々な問題を抱えがちです。そしてその問題は、問題行動や不適応として顕在化することがあります。不適応は、「身体症状」「精神症状」「外的な行動」という3つの次元の現象として現れてきます。不適応の外的な行動である問題行動は、社会を観点とした表面的な特徴から、「反社会的行動」と「非社会的行動」に大別できます。 |
ビジュアル教育心理学入門
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カラー
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監修: |
初経や精通などの第二次性徴の発現に象徴される性的成熟は、青年期の始まりを示す身体的な変化ですが、身体のみならず青年の心理や行動に対して多大の影響を及ぼします。しかしながら、特に教育の場では、青年の性意識や性行動に対して抑圧的な姿勢が根強く、十分な対応がなされていないのが現状です。性的成熟を大人に向かう発達的変化と考えるなら、抑圧的な姿勢をとるだけでは、性的に自立した大人になるための道筋を閉ざしてしまうことにもなりかねません。性的成熟とともに沸き起こる性的関心や性的行動に直面し、時に悩み、戸惑っている青年に対して、教師(大人)として十分な対応をするためには、性を考える視点を自ら確立させる必要があります。それというのも、性をどのように考えるのかそれ自体に、考える側の価値観が如実に反映されるからです。 |