大 学 |
心理学 |
ビジュアル社会心理学入門 |
DVD |
“人間は社会的動物である”といわれます。
私たちは親や兄弟、友人、上司や部下、恋人など実に多くの人と関わりながら生きています。
こうした他者の存在により、思考や感情、行動等に影響を及ぼされ、心の悩みや問題が発生します。 |
タイトル |
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内 容 |
ビジュアル社会心理学入門
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監修・指導:
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心理学の一分野である社会心理学は、社会の中で生きる人間のこころと行動を理解するために、科学的な方法を用いてその研究成果を積み上げてきました。社会心理学が扱う問題は、個人の心理(自己や社会的認知)から対人行動・対人関係、集団・組織、そして集合行動(流行、流言など)や文化に至るまで広範囲にわたります。また、近年では、臨床心理学や環境心理学など、さまざまな領域と重なる応用的な研究も活発に行われています。 |
ビジュアル社会心理学入門
(DVD)600V032S
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カラー |
監修: 安藤清志 (東洋大学) |
社会生活を営む上で、適切な社会的認知をもつことは、重要な意味をもちます。初対面の他者はどんな人か、社会的な出来事や事件・事故の原因を何と考えるか…こうした認知や判断により、社会的対象に対する感情や行動が左右され、対人関係や集団の活動も影響を受けます。
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ビジュアル社会心理学入門
(DVD)600V033S
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カラー |
監修: 安藤清志 (東洋大学) |
汝自身を知れ。これはギリシャのデルフォイのアポロン神殿に刻まれていた格言です。自分とは、という問いは誰でも考えたことがあるでしょう。自己とは他人から知ることのできないものであり、一見すると社会心理学とは無関係なように思われるかもしれませんが、社会心理学においても重要な研究テーマです。自己といったものも他者との関係の中で作られているものであり、どのように自分を見るかによって他者との付き合い方も異なってきます。 |
ビジュアル社会心理学入門
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カラー
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監修: 安藤清志 (東洋大学) |
私たちは、多くの他者との対人関係の中で一日の大半を過ごしています。あらゆる他者との対人関係は初対面から始まります。多くの他者と出会う中で、その対人関係を、顔見知りから、遊び友達、親友や恋人、あるいは配偶者というように親密なものへとステップ・アップさせていきます。
そもそも親密な関係とはどのような状態なのでしょう。人と人とが親密になっていくための条件とはどのようなものでしょうか。何が顔見知り程度にとどまらせてみたり、親密にさせるのでしょうか。作り上げた関係が動揺し、崩壊に至ってしまうのはなぜなのでしょう。また、人間関係に悩む多くの人々のその悩ましさはどこから生じるものなのでしょうか。
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ビジュアル社会心理学入門
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監修: 安藤清志 (東洋大学) |
見知らぬ人に対するやさしさや思いやりは、現代社会では人々が共に生きていくために欠かせない重要な要素です。「人が人を助け、支える」ことの大切さ・素晴らしさは、当然の、改めていうまでもないことです。電車やバスなどで「お年寄りや身体の不自由な人に、席をおゆずりください」というアナウンスを聞くことがあります。いったい、なぜそのようなアナウンスが必要なのでしょう。そこには「助けることの難しさ」が潜そんでいるのです。では、どうして助けることが難しいのでしょう。助けられる(席をゆずられる)人はなぜ断ったりするのでしょう。そこには、助けられることのもつ別の側面が潜んでいます。
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ビジュアル社会心理学入門
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監修: 安藤清志 (東洋大学) |
人はなぜ他者を攻撃するのでしょうか? 攻撃行動には「防衛」「強制」「制裁」「印象操作」といった機能があることがわかっています。人々は多くの場合,それらにしたがって他者を攻撃します。ただ、一言攻撃といっても多くのバリエーションがあり、そこには個人差、発達差、性差もあります。また、様々な要因(気温,メディア,アルコールなど)が攻撃を促進することも分かっていま
す。こうした人間の攻撃を説明するための理論も、数多く提出されています。一方,攻撃行動と表裏一体だと考えられているものに、怒り感情があります。私たちはなぜ怒りという感情を抱くのでしょうか? 怒りという感情はどんなものなのでしょうか? 怒りを感じる背景,怒りと攻撃の関連性、怒りをコントロールする方法について、これまでいくつかの考えが提案されています。
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ビジュアル社会心理学入門
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監修: 安藤清志 (東洋大学) |
私たちの生活は、人にちょっとしたことを頼んだり、ある行動を取るよう説得したりすることがあります。逆に、自分が人から頼まれごとをしたり、説得されたりすることもあります。こうした人と人との間で行われる働きかけ、影響の及ぼし合いを対人的影響と呼びます。与え手が意図的に相手(受け手)に影響を与えることもありますが、与え手が意図しないうちに、与え手の存在や行動によって、受け手が影響を受けてしまう場合もあります。例えば、同じ作業をしている他の人がいると、つい手を抜いてしまったり、空を見上げている一群の人たちがいると、つい自分も空を見上げてしまったりするということです。一方、特に販売場面においては、受け手(顧客)が商品を買ってくれるように巧妙な働きかけが用いられる場合があります。
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ビジュアル社会心理学入門
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監修: 安藤清志 (東洋大学) |
私たちが生活している社会は、歴史や経済によって規定された勢力関係や地位関係を相互に持ち合い、その関係の様相をダイナミックに変動させていく、さまざまな社会的集団によって構成されています。私たち一人ひとりは、それらの社会的集団に所属して、その集団のなかで、その成員間でさまざまな対人相互作用を営みます。それと同時に、私たちは自分が所属していない別の集団やその成員ともさまざまな相互作用を営みます。 |
ビジュアル社会心理学入門
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カラー |
監修: 安藤清志 (東洋大学) |
工業化社会の急速な発展に伴い、組織と人間行動の関係は、大きな関心をもって研究がなされ、その関心領域は、大きく分けて、組織に働く人々を適切に管理することを通じて組織の効率を高めていく側面と、人々の行動や人間関係の理解を通じての意欲向上、仕事生活の充実という側面が含まれます。前者の視点からは、作業行動、職務設計、従業員の選抜や適正な配置、訓練、業績の評価など、後者の視点からは、従業員の仕事への態度や満足感、動機づけ、リーダーシップ、キャリア発達、仕事ストレスの問題などが研究されてきました。インターネットの発達、経済のグローバル化、働く意識の変化など、企業組織をとりまく環境が、様々な面で大きく変動を続けている現代、組織と人間行動の関わりを探究することは、ますますその重要性を増しています。 |
ビジュアル社会心理学入門
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カラー
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監修: 安藤清志 (東洋大学) |
都市暴動、パニック、リンチ、うわさ、流行、社会運動・・・。これらの行動は、すべて集合行動の対象です。これら集合行動は一見すると無関連にみえるが、いずれも社会の混乱や摩擦の原因を解釈し、個々人や社会の中に意味づけ、新たな社会秩序を共有しようとする過程で発生します。対人行動は、個人の欲求や願望だけに規定されているのではありません。他者との関係やその場に相応しい行動の様式が求められる、相互に行動が調整される一連の行動プロセスなのです。集合行動はこの相互の行動調整過程に関心を持ってるのです。21世紀の社会にとって重要な集合行動、そのひとつが災害過程です。災害は稀にしか発生しないゆえに体験したことのない未知の環境に追い込まれ、その厳しい環境に適応し、相互に調整を図っていく必要に迫られます。 |