大 学 |
ジェンダー等 |
レインボー・ストーリーズ |
レインボー・ストーリーズ |
〜性の多様性を実践的に学ぶ6つの物語〜
「LGBTsと社会」(全4巻)と「LGBTsと医療」(全2巻)に分れています。
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タイトル |
価格 |
対象学年・監修者・出演者 |
内 容 |
レインボー・ストーリーズ
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性的指向や性自認の多様性について社会の関心は高まっており、多様性を前提とした地域社会を構築していくこと、その必要性が指摘されるようになってきました。しかしながら、LGBTをはじめとした性的マイノリティ(以下LGBTs)の人々の多くは、自分自身の性的指向や性自認を誰にも打ち明けずに社会で暮らしている場合が多く、その存在は見えづらいものです。多様性を前提としていない社会のなかでLGBTsの人々は、無自覚に発せられる何気ないながらも配慮のない一言によって、非常に傷ついたり苦痛を感じたりすることがあり、時にはそれは思いがけない事態を引き起こすこともあります。 |
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@ 職場 〜声に出せないハラスメント〜
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カラー |
監修:日高庸晴 |
社会人が生活の中で多くの時間を過ごす職場。ここでは無自覚に発せられる言葉がLGBTs当事者を傷つけ、勤労意欲を低下させたり、メンタルヘルスを悪化させる原因にもなります。そうしたハラスメントをはじめ、トランスジェンダーが直面する就職活動の困難や情報管理の甘さから起こる無自覚なアウティング、制服規程や同性パートナーを認める社内規程整備の必要性など、職場で起こりうる様々な事例を描き、その課題に取り組むためのヒントを示します。 ['22] |
A 家族 〜自分の子どもが当事者だったら〜
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カラー |
監修:日高庸晴 |
同じ家に住み生活を共にする家族。最も近しい存在だからこそ、本当のことが言えず苦しんでいるLGBTsの人々は数多くいます。子どもからカミングアウトを受けた場合、親は前向きに受け入れられるのか。この明暗を分けるのは、わが子との関係性、性的指向や性自認の多様性への理解、そしてLGBTsが身近に存在するというリアリティではないでしょうか。本巻では、性の多様性に関して実感を伴った理解がない親が、ゲイである青年期の息子を追い詰めてしまう様子、親子が葛藤しながら関係を再構築する姿を描きます。 ['22] |
B 公共機関 〜誰もが安心して相談できる窓口へ〜
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カラー |
監修:日高庸晴 |
LGBTsの人々が福祉サービスを利用するとき、性的指向や性自認に関して対応する担当者の理解の欠如や知識の不足から、「相談しづらい」「意図せずカミングアウトを強要させられる」「発言に傷つく」といったトラブルが起こっています。この巻では、そうした具体例を描きながら、LGBTsの人々を含む誰もが安心して利用できる公的施設の対応を考えます。また、公的施設のみならず、LGBTsの人々への接客や応対を実践的に学びたい企業や団体などでも活用できます。 ['22] |
C 地域社会 〜ありのままで過ごせるコミュニティ〜
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カラー |
監修:日高庸晴 |
地域社会においては、男女の役割規範やその価値観が根強く残っていることも多く、「まだ結婚しないの?」といった一見したところ何気ない一言がLGBTsの人々を傷つけてしまうこともあります。本巻では、トランスジェンダーの登場人物を中心に誰もが地域社会の一員として、居心地よく過ごすことができるための様々な地域の取り組みの工夫を描きます。「自分の暮らす街にLGBTsの人はいない」と考えがちな地域の中において、無意識の差別をしていないかを考えさせるドラマです。 ['22] |
レインボー・ストーリーズ
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人の命をあずかる医療現場においても、LGBTをはじめとする性的マイノリティ(以下LGBTs)の人たちは多くの困難に直面します。性別違和を持つために受診を拒まれてしまうケースや、同性パートナーの面会を認められない、家族として扱われない…など様々な事例が報告されており、時に生命の危機に直結する事例や同性パートナーを分断するような差別的な対応事例も報告されています。平成
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年度の医学教育モデル・コア・カリキュラムでは「ジェンダーの形成並びに性的指向及び性自認への配慮方法を説明できる」という項目が加わり、医療従事者がLGBTsについて学ぶ必要性が明示されました。 |
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@ 患者とのコミュニケーション
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カラー |
監修:日高庸晴 |
医療や看護に携わる専門家にも性の多様性への理解が求められますが、LGBTsのいずれかであると明確にわかったうえでの診療経験はない、という医療従事者も多くおられるでしょう。本来、性的指向や性自認をカミングアウトするかしないかを決めるのはご本人の意思によるものですが、医療現場ではそういったプライベートな情報に接することも少なからずあり、医療従事者ひとりひとりが性の多様性について正しい知識と認識を持った上で、専門職として患者と接することが求められます。 ['22] |
A 誰もが安心して通える病院づくり
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カラー |
監修:日高庸晴 |
誰もが安心して受診できる医療機関であること、そのための環境づくりが求められますが、LGBTsの人々にとっては、気軽に受診・通院できないような様々な障壁が存在します。とりわけ、身体の性と性自認が異なり、性自認に基づいて生活したいと思うトランスジェンダーにとっては、男女の区別が前提になっていることが多い医療機関へ行くことをためらってしまい、容体を悪化させてしまう場合もあります。 ['22] |