大 学

ジェンダー等

レインボー・ストーリーズ

レインボー・ストーリーズ

DVD 全6巻
 

〜性の多様性を実践的に学ぶ6つの物語〜

 「LGBTsと社会」(全4巻)と「LGBTsと医療」(全2巻)に分れています。

タイトル

価格

対象学年・監修者・出演者

内 容


 

レインボー・ストーリーズ

LGBTsと社会

DVD 

全4巻
 

 

  性的指向や性自認の多様性について社会の関心は高まっており、多様性を前提とした地域社会を構築していくこと、その必要性が指摘されるようになってきました。しかしながら、LGBTをはじめとした性的マイノリティ(以下LGBTs)の人々の多くは、自分自身の性的指向や性自認を誰にも打ち明けずに社会で暮らしている場合が多く、その存在は見えづらいものです。多様性を前提としていない社会のなかでLGBTsの人々は、無自覚に発せられる何気ないながらも配慮のない一言によって、非常に傷ついたり苦痛を感じたりすることがあり、時にはそれは思いがけない事態を引き起こすこともあります。
 このシリーズは性的指向と性自認をはじめとするあらゆる多様性を尊重した社会であれば、人間関係が豊かになるということを伝える一方、社会の様々な場面でLGBTsの人々が直面する「生きにくさ」の事例をドラマで描き、彼らがどのような心理的ストレスや困難と苦悩を抱えているのかを知り、その背景にどのような課題が潜んでいるのか考えます。職場、家庭、福祉、地域社会といった社会の様々な場面ごとに物語を描き、それぞれの現場での実践的な取り組みに繋がる映像教材です。


レインボー・ストーリーズ
LGBTsと社会

@ 職場 〜声に出せないハラスメント〜

 


(DVD)450V006S

カラー
約25分

DVD

45,000円+税

監修:日高庸晴
(宝塚大学看護学部教授)

  社会人が生活の中で多くの時間を過ごす職場。ここでは無自覚に発せられる言葉がLGBTs当事者を傷つけ、勤労意欲を低下させたり、メンタルヘルスを悪化させる原因にもなります。そうしたハラスメントをはじめ、トランスジェンダーが直面する就職活動の困難や情報管理の甘さから起こる無自覚なアウティング、制服規程や同性パートナーを認める社内規程整備の必要性など、職場で起こりうる様々な事例を描き、その課題に取り組むためのヒントを示します。

['22] 


レインボー・ストーリーズ
LGBTsと社会

A 家族 〜自分の子どもが当事者だったら〜

 


(DVD)450V007S

カラー
約21分

DVD

45,000円+税

監修:日高庸晴
(宝塚大学看護学部教授)

  同じ家に住み生活を共にする家族。最も近しい存在だからこそ、本当のことが言えず苦しんでいるLGBTsの人々は数多くいます。子どもからカミングアウトを受けた場合、親は前向きに受け入れられるのか。この明暗を分けるのは、わが子との関係性、性的指向や性自認の多様性への理解、そしてLGBTsが身近に存在するというリアリティではないでしょうか。本巻では、性の多様性に関して実感を伴った理解がない親が、ゲイである青年期の息子を追い詰めてしまう様子、親子が葛藤しながら関係を再構築する姿を描きます。

['22] 


レインボー・ストーリーズ
LGBTsと社会

B 公共機関 〜誰もが安心して相談できる窓口へ〜

 


(DVD)450V008S

カラー
約22分

DVD

45,000円+税

監修:日高庸晴
(宝塚大学看護学部教授)

  LGBTsの人々が福祉サービスを利用するとき、性的指向や性自認に関して対応する担当者の理解の欠如や知識の不足から、「相談しづらい」「意図せずカミングアウトを強要させられる」「発言に傷つく」といったトラブルが起こっています。この巻では、そうした具体例を描きながら、LGBTsの人々を含む誰もが安心して利用できる公的施設の対応を考えます。また、公的施設のみならず、LGBTsの人々への接客や応対を実践的に学びたい企業や団体などでも活用できます。

['22] 


レインボー・ストーリーズ
LGBTsと社会

C 地域社会 〜ありのままで過ごせるコミュニティ〜

 


(DVD)450V009S

カラー
約22分

DVD

45,000円+税

監修:日高庸晴
(宝塚大学看護学部教授)

  地域社会においては、男女の役割規範やその価値観が根強く残っていることも多く、「まだ結婚しないの?」といった一見したところ何気ない一言がLGBTsの人々を傷つけてしまうこともあります。本巻では、トランスジェンダーの登場人物を中心に誰もが地域社会の一員として、居心地よく過ごすことができるための様々な地域の取り組みの工夫を描きます。「自分の暮らす街にLGBTsの人はいない」と考えがちな地域の中において、無意識の差別をしていないかを考えさせるドラマです。

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レインボー・ストーリーズ

LGBTsと医療

DVD 

全2巻
 

 

  人の命をあずかる医療現場においても、LGBTをはじめとする性的マイノリティ(以下LGBTs)の人たちは多くの困難に直面します。性別違和を持つために受診を拒まれてしまうケースや、同性パートナーの面会を認められない、家族として扱われない…など様々な事例が報告されており、時に生命の危機に直結する事例や同性パートナーを分断するような差別的な対応事例も報告されています。平成 28 年度の医学教育モデル・コア・カリキュラムでは「ジェンダーの形成並びに性的指向及び性自認への配慮方法を説明できる」という項目が加わり、医療従事者がLGBTsについて学ぶ必要性が明示されました。
 本シリーズは医療の現場に焦点を当て、LGBTsの人々が直面する様々な課題について取り上げます。そこに関わる医療従事者をはじめとする周囲の人々が何を考え、どう行動するか具体的なケーススタディを通して学ぶことが出来る構成になっています。医療や対人援助の道を志す人たちが、性的指向や性自認といった性の多様性への深い認識や人権感覚を養うことを狙いとしたドラマ教材です。


レインボー・ストーリーズ
LGBTsと医療

@ 患者とのコミュニケーション

 

 


(DVD)450V010S

カラー
約21分

DVD

45,000円+税

監修:日高庸晴
(宝塚大学看護学部教授)

  医療や看護に携わる専門家にも性の多様性への理解が求められますが、LGBTsのいずれかであると明確にわかったうえでの診療経験はない、という医療従事者も多くおられるでしょう。本来、性的指向や性自認をカミングアウトするかしないかを決めるのはご本人の意思によるものですが、医療現場ではそういったプライベートな情報に接することも少なからずあり、医療従事者ひとりひとりが性の多様性について正しい知識と認識を持った上で、専門職として患者と接することが求められます。
 この巻では同性愛者や性別違和を持つ患者とのコミュニケーションにおける注意点をドラマで描きます。先輩看護師とのOJT(On the Job Training)のドラマを通して、無自覚に発せられた言葉が相手を傷つけていないかを考えます。

['22] 


レインボー・ストーリーズ
LGBTsと医療

A 誰もが安心して通える病院づくり

 

 


(DVD)450V011S

カラー
約23分

DVD

45,000円+税

監修:日高庸晴
(宝塚大学看護学部教授)

  誰もが安心して受診できる医療機関であること、そのための環境づくりが求められますが、LGBTsの人々にとっては、気軽に受診・通院できないような様々な障壁が存在します。とりわけ、身体の性と性自認が異なり、性自認に基づいて生活したいと思うトランスジェンダーにとっては、男女の区別が前提になっていることが多い医療機関へ行くことをためらってしまい、容体を悪化させてしまう場合もあります。
 この巻では、LGBTs当事者やその家族が通いやすい病院や診療環境づくりをドラマ仕立てで考えます。待合室の呼び方から病衣などの問題をはじめ、医療現場で起こりがちな様々な課題を扱い、実践的な取り組みや診療コミュニケーションの在り方に、具体的なヒントを示すとともに、医療従事者が性の多様性を学ぶ必要性を喚起します。

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