大 学 |
美 術 |
日本の美術工芸 |
タイトル |
価 格 |
対象学年・ |
内 容 |
文部科学省特別選定 結城紬 本場結城紬技術保持会のわざ 〈桜映画社作品〉 (DVD)SSA313D |
カラー 47分 DVD 30,000円+税 |
企画:文化庁 |
結城紬は、昭和31年に重要無形文化財に指定され、その保持団体として、昭和51年に本場結城紬技術保持会が認定を受けた。 |
文部科学省特選 教育映像祭最優秀作品賞 蒔絵 中野孝一のわざ 〈桜映画社作品〉 (DVD)SSA305D |
カラー 37分 DVD 30,000円+税 |
企画:文化庁 |
中野孝一は、平成22年(2010)、重要無形文化財「蒔絵」の保持者に認定された。漆で描いた下絵に金粉や銀粉を蒔き、文様を表す蒔絵は、1200年以上の歴史を持つ日本の伝統的な工芸技法である。「漆の仕事とは、目に見えないところに神経を注いでいくこと」と語る中野は、土台となる下地づくりから、塗り、加飾までを自ら手掛ける。 |
文部科学省特選 教育映像祭最優秀作品賞 彫金 山本晃のわざ 〈桜映画社作品〉 (DVD)SSA304D |
カラー 36分 DVD 30,000円+税 |
企画:文化庁 |
平成26年に重要無形文化財「彫金」の保持者に認定された山本晃が得意とする技法は、様々な色調の色金を駆使した切嵌象嵌と接合せである。切嵌象嵌は、金属板を装飾モチーフの形に切り抜き、そこに色彩が異なる紋金を嵌め込み、蠟付けで固定する技法である。接合せとは、金属板を様々な形状に切り、蠟付けで繋ぎ合わせながら、立体的な器等を造形していく技法である。 |
文部科学省特選 友禅 二塚長生のわざ 〈桜映画社作品〉 (DVD)SSA303D |
カラー 36分 DVD 30,000円+税 |
企画:文化庁 |
二塚長生は、平成22年(2010)、重要無形文化財「友禅」の保持者に認定された。模様を糯糊で防染することで巧みに描かれる「糸目」。本来、彩色する色がはみ出ないようにして模様の輪郭線や細部を描くために用いられるこの防染法に、自らの深化を見出した、二塚の友禅。手書きで1本1本緻密に糊置きされ、白上げされた線。躍動的な糸目と絵画的な表現とが融合して多彩な表情を見せる。 |
文部科学省特選 髹漆 増村紀一郎のわざ 〈桜映画社作品〉 (DVD)SSA302D |
カラー 45分 DVD 30,000円+税 |
企画:文化庁 |
形そのものの美しさを漆できわ立たせる増村紀一郎の髹漆。麻布や和紙を漆で貼り重ねる「乾漆」、皮を木型に張り込み漆で固める「漆皮」、麻紐を漆で固める「縄胎」。増村の作品は、様々な素地造形の技法を使いこなし、自由な発想で形づくられる。平成20年(2008)、増村は国の重要無形文化財「髹漆」の保持者として認定された。漆芸へのあくなき探求心が生んだ代表作を紹介するとともに、乾漆の盤と漆皮の箱、2つの作品の制作工程を追い、その技術を記録した。['17] |
文部科学省特選 佐賀錦 古賀フミのわざ 〈桜映画社作品〉 (DVD)SSA300D |
カラー 30分 DVD 30,000円+税 |
企画:文化庁 |
細く裁断した和紙を経(たて)糸に、絹の緯(よこ)糸を組み合わせて文様を組む佐賀錦。曾祖母よりつづく佐賀錦の伝統的な技法を受け継いだ古賀フミは、心象を投影した精緻な美しい意匠の作品を生み出す。それは、江戸時代末期に始まる佐賀錦の歩みに大きな芸術的価値を与えるものとなった。 |
文部科学省特選 瀬戸黒 加藤孝造のわざ 〈桜映画社作品〉 (DVD) SSA297D |
カラー 37分 DVD 30,000円+税 |
企画:文化庁 |
瀬戸黒とは、志野、織部、黄瀬戸とともに、桃山時代の美濃で特殊な技法によって焼かれ始めた茶陶である。窯の温度が上がり、釉薬が溶けたのを見計らって、長いはさみを使い、窯から引き出す。そこから「引出し黒」とも呼ばれる。重要無形文化財「瀬戸黒」保持者である加藤孝造は、桃山時代の穴窯「美濃大窯」とほぼ同じ大きさと構造の窯を築き、作陶を続けてきた。しっとりとした艶のある黒い肌、風格のある形、穏やかな佇まい。手回しのロクロで土は形になり、吹き出す炎の中から、加藤でしか表すことのできない“黒の世界”がうまれてくる。桃山以来400年の伝統を育み続けた美濃の歴史を、渾身の力で受け継いだ加藤。その真剣勝負とも言える技を伝える。['15] |
文部科学省特選 髹漆(きゅうしつ) -小森邦衞のわざ- 〈桜映画社作品〉 (DVD) SSA295D |
カラー 37分 DVD 30,000円+税 |
企画:文化庁 |
国の重要無形文化財「髹漆(きゅうしつ)」の保持者、小森邦衞。小森にとって「髹漆」とは、自らが心に描く美を表現するための、漆塗りの高度な技術に他ならない。小森は、榡地(そじ)の造形に始まり、下地、上塗りに至る全行程を一貫して行なう。緻密かつ長期にわたる製作を経て生み出される作品には、小森独自の豊かな情感と、漆芸の新たな可能性を目にすることができる。
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文部科学省特選 紬織 -佐々木苑子のわざ- 〈桜映画社作品〉 (DVD) SSA294D |
カラー 33分 DVD 30,000円+税 |
企画:文化庁 |
重要無形文化財「紬織」保持者、佐々木苑子。佐々木は、自己の内面を投影した創作絵絣による文様を、格調高い色糸とともに織り込んでいく。機(はた)が一越(ひとこ)しひとこし打ちこまれるたびに、佐々木でしか表すことのできない紬織りの新しい価値と美が生まれていく。現代染織工芸の前衛をひとり歩む作家の制作の全貌が、35ミリフィルムの質感と鮮やかな映像によって記録されている。['11] |
文部科学省特選 鉄釉陶器 ―原清のわざ―
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カラー |
陶芸作家・原清は、石黒宗磨、清水卯一という二人の師から学んだ陶芸全般にわたる該博な知識をもとに、鉄釉の特質を生かした黒釉と褐色釉の二重掛けによって動植物の文様を表すという、独自の作風を確立した。 |
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文部科学省特選 沈金 ―前 史雄のわざ―
<桜映画社作品> |
カラー |
文部科学省特選 |
重要無形文化財「沈金」の保持者である前史雄が、自ら考案した沈金ノミ(角ノミ)を使い、沈金箱「幽玄」を完成させるまでを克明に記録した。微風そよぐ竹林に奥深く小道が続く静寂で幻想的な世界。静かな中に、作者の深い思いや心象風景が描き出され、それが器の形に調和して、見る者のこころを引き込んでいく。['10] |
文部科学省特選 教育映像祭最優秀作品賞・文部科学大臣賞 白磁 井上萬二のわざ
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カラー |
企画:文化庁 |
白磁は、近世以降の有田において、主に染付や赤絵などの加飾の素地として発展してきたが、井上萬二は、単なる素地にとどまらない白磁そのものの魅力を見出し、その美を追求している。
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文部科学省選定/教育映像祭最優秀作品賞・文部科学大臣賞 桐塑人形 林駒夫のわざ <桜映画社作品> |
カラー |
企画:文化庁 |
桐塑人形」で重要無形文化財保持者、林駒夫が「左近の桜」を完成させる迄の制作工程を克明に記録。桐の挽き粉(おが屑)と生麩糊を練り上げた弾力性のある粘土状の素材を用いて制作する桐塑人形。林駒夫はこの技法を継承し、京都の歴史や文化、有識故実、伝統芸能への深い知識を反映させ、優美で格調高い人形を制作してきた。['08] |
文部科学省選定 教育映像祭最優秀作品賞・文部科学大臣賞 刺 繍 ―福田喜重のわざ― <桜映画社作品> |
カラー |
企画:文化庁 |
刺繍は、ただひたすら一針一針刺していく、集中力と根気の必要な仕事です。この作品は、重要無形文化財「刺繍」の保持者である福田喜重が、日本の伝統工芸・刺繍の技術により、訪問着「和(やまと)」を完成させるまでを克明に記録したものです。刺繍の仕事に情熱を傾ける福田喜重の人となりと、高度に体得した福田の刺繍の技について伝えていきます。['06] |
文部科学省特選
〈桜映画社作品〉 |
カラー |
企画:財団法人ポーラ伝統文化振興財団 |
太平洋戦争の惨禍によって失われた伝統織物の復興に尽くし、独自の工夫を重ねて「首里の織物」を現代に甦らせた染織家、重要無形文化財保持者(人間国宝)宮平初子の「手縞」(絣)と「花織」の制作工程を中心に、その卓越した技能と人柄を沖縄の歴史や風土もまじえながら描く。 '03 |
萩 焼
<桜映画社作品> |
カラー |
企画:文化庁 |
近代的な造型感覚で茶陶の世界に新風をもたらしてきた人間国宝・十一代三輪休雪。「鬼萩茶碗」「割高台茶碗」の製作工程を追いながら、その技と人となりを丹念に記録した気迫の作品。['03] |
文部科学省選定 ―心やすらぐ人形を―
〈桜映画社作品〉 |
カラー |
企画:財団法人ポーラ伝統文化振興財団 |
人間国宝・秋山信子の人形は、沖縄八重山の風俗や芸能をはじめ、各地の祭礼行事を題材にして、情緒豊かな独自の様式を持っており、その作品のどれもが内面的な深さ、強さを感じさせる。新作「豊穣」の製作過程を追いながら、その技を記録するとともに、師の堀柳女、大林蘇乃との出会いや人形への思いなど、作家の豊かな人柄と作品の世界を紹介する。 '01 |
教育映像祭文部大臣賞
―島岡達三のわざ―
〈桜映画社作品〉 |
カラー |
企画:文化庁 |
民芸の穏やかな陶器作りの精神を受け継ぐとともに、独自の縄文象嵌技法を確立した人間国宝 島岡達三のわざと人を紹介する。高度に洗練された穏やかで現代感覚にそった作風は、民芸陶器の芸術的、工芸的価値をいっそう高めるものとして国内外で高く評価されている。['01] |
文部科学省特選、 ―川北良造の木工芸―
〈桜映画社作品〉 |
カラー |
企画:財団法人ポーラ伝統文化振興財団 |
木工芸の挽物で初めて人間国宝になった川北良造。樹齢300年を越える欅材を用いた盛器の製作過程を縦軸に、彼の仲間たちの様々な技術などを織り混ぜて、新しい工夫を加えながら木の生命を再び蘇らせる彼のわざと姿を、豊かな自然の中に描いていく。['97]
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文部科学省特選 〈桜映画社作品〉 |
カラー |
企画:文化庁 |
この映画は、1995年、国の無形文化財の団体指定を受けた大分県の「小鹿田焼」について、文書・写真などではとらえにくい製作工程を含めた技法を映像で記録し、重要無形文化財の保存、後継者の育成、技術者の参考、学識者の研究に役立て、無形文化財の保持・伝承、及び公開・普及に資するものである。映画の製作にあたっては小鹿田焼技術保存会構成員の持つ、重要無形文化財「小鹿田焼」の技術を忠実に記録することが主眼である。['96]
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文部科学省選定
〈桜映画社作品〉 |
カラー |
企画:財団法人ポーラ伝統文化振興財団 |
十三代今泉今右衛門は、色鍋島の仕事を継承する一方、色絵の効果を一層豊かに表現し、平成元年色絵磁器の重要無形文化財保持者に指定された。代表的な技法「吹墨」「薄墨」「吹重」について、制作過程を克明に追いながら解説し、個性的な色絵磁器をめざす創作を絶え間なく模索し続ける人間国宝の姿を紹介していく。 '94 |
文部科学省選定・教育映画祭優秀作品賞
〈桜映画社作品〉 |
カラー |
企画:財団法人ポーラ伝統文化振興財団 |
日本の代表的な漆器である輪島塗の技術は、昭和52年に重要無形文化財の指定を受けて以来、輪島塗技術保存会の会員たちによって技術の伝承と発展がはかられ、今日に至っている。映画では、極めて高度な技術を要求される懸盤一式を、現代の最高の技術をもって、足かけ5年の歳月を経て完成するまでを克明に記録した。 '90 |
文部科学省選定 ―森口華弘のわざ―
〈桜映画社作品〉 |
カラー |
企画:文化庁 |
森口華弘は、15歳から職人としての技術を鍛えあげ、58歳で重要無形文化財保持者に認定された。京都の庭園で、白砂が光によって様々に変化するのを見て思いたったという「色蒔糊」。この技法を完成させた後も、数々の独創的な作品を生み出してきた彼の、技術と人と芸術を立体的に描いた。['89]
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文部科学省特選 ―釉描加彩
(ゆうびょうかさい)―
〈桜映画社作品〉 |
カラー |
監修: |
重要無形文化財保持者藤本能道は、色絵磁器の第一人者であり、これまでの伝統的な色絵磁器の技法をのりこえる画期的な技法「釉描加彩」を生みだした。常に新しい技法の探究を重ねながら、現代の色絵磁器の創造に挑む藤本能道という一人の陶芸家の生き方を通して、現代の美術工芸に対する理解を深めていく。 '87 |
文部科学省選定
〈桜映画社作品〉 |
カラー |
監修:北村哲郎 |
染色作家・芹沢_介は、型絵染の重要無形文化財保持者である。沖縄の紅型に強く影響を受けた民芸色の濃い独特の作風は、日本だけでなく、世界各地で広く愛されている。この作品は、大正時代・戦中・戦後と、芹沢_介の生涯にそって多彩な作品を紹介し、美しい模様と色彩にあふれた芹沢芸術の真髄に迫る。 '84 |
文部科学省選定 ―近藤悠三の世界―
〈桜映画社作品〉 |
カラー |
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人間国宝近藤悠三は、独自の力強い染付を特色とする陶芸界の巨匠である。染付とは、白い素地に酸化コバルトを含んだ顔料(呉須)で図柄を描き、透明な釉薬をかけて焼く藍色の模様の陶磁器を言う。染付一筋に仕事をしてきた近藤悠三の技と、そのみがきぬかれた芸術論は、美術工芸への理解を深め、人間としての生き方に深い示唆を与える。 '83 |
文部科学省選定 ―連帯の手わざ―
〈桜映画社作品〉 |
カラー |
企画:財団法人ポーラ伝統文化振興財団 |
沖縄で最初に重要無形文化財の指定をうけた芭蕉布と、それを織る女たちを描いた記録である。芭蕉布作りの工程は、一貫して女達の共同作業であり、工房では若い女性達から、沖縄の戦後を生きぬいたおばあさん達までが、芭蕉の糸を紡ぎ、染め、織り上げる作業を続けている。本作ではその連帯の手わざを、沖縄の美しい風土を背景に描いていく。 '81 |
文部科学省選定
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カラー |
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個性的な香りが豊かで世界的評価を得ている日本の工芸。戦争中苦難を余儀なくされた日本の美術工芸家たちが、昭和30年代になると一時に花開き、輝かしい復興をとげる。この作品は当時の代表的な作家達の手技を記録した貴重な映像である。
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文部科学省選定 〈桜映画社作品〉 |
カラー |
企画:文化庁 |
江戸小紋など江戸時代に大いに発達した模様の染めは、多くは型紙によったが、そのすぐれた造型美を生み出したのは知られざる職人たちであった。このビデオは、そうした歴史を背景に、とぎすまされた極微の作業である型紙彫刻の技法をくわしく記録し、手仕事というもののすばらしさ、かけがえのなさを訴えかける。['77] |
文部科学省特選
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カラー |
企画:文化庁 |
国の重要無形文化財、色絵磁器「色鍋島」は実に多くの職人の手と工程を経る。しかもそれが統一性のある見事な分業によって作られる。型打、素焼、上絵付、濃み(だみ)、本焼…、作業のひとつひとつに、永い年月に練りあげられた手仕事の伝統の厚みが、それを守り伝えようとする職人の姿勢が、精致をきわめる磁器の美しさにも増して見る者の心をとらえる。['73]
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