他者との関わり/社会との関わり
成人期は青年期に見出したアイデンティティをより具体化し、諸課題を解決していく時期です。職場や家庭、地域社会において他者と関わる中で、自分らしい生き方を構築していきます。会社の同僚、妻や夫、子ども、地域の人々など他者との心の絆が、成人期のアイデンティティを満たす大きな支えとなります。成人期に経験する他者との関わりの一つがパートナーとの関わりです。結婚する・しないという選択も含めて、パートナーと関ることは、今までの社会的価値にとらわれない自己の実現や、適応の模索の一つです。こうした社会との関わりは、より成熟した人格の獲得にも繋がります。例えば「働くこと」は社会との接点の一つ。しかし、この時期の女性の再就職問題など、社会に参加したくともできないという現実もあります。
ここでは「他者との関わり」と「社会との関わり」という二つを主軸に、成人期の生き方と、現代社会における課題・問題について考えます。
(上から)パートナーとの関わり、男女参画社会に関する世論調査、親と子の関わり、ファミリーサポートセンター
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