青年期において、対人関係の中心は親から友人へと移っていきます。青年は親から精神的に独立し始め、友人はその不安感を支える大きな存在となります。友人と心を通わせ、さらに様々生じる葛藤や仲間はずれは、青年にとって人間関係を学ぶ糧となり、また自分自身に目を向け、新たな自分に気づくきっかけともなります。このように青年期の友人関係は、親からの自立を支え、自己を獲得する過程で重要な役割を果たしています。ではその実際はどのようなものなのでしょうか。青年期と言っても、中学生と大学生とでは友人との関係の持ち方は異なります。また特に近年では友人関係が希薄化している、青年が状況に応じて友人を使い分けていると言われています。
 この巻では、青年期の友人関係の重要性とその機能と発達的変化を紹介しつつ、近年の友人関係の特徴についても再考し、教員は交友関係にどう関与すべきかを考えていきます。

サリヴァン/親友/精神的安定化/人間関係や社会的スキルの学習/自己理解の促進とモデルとしての機能/他人との距離感/交友関係の発達/同質性/いじめ/他者不信/団結力/ショーペン・ハウアー/ヤマアラシのジレンマ

(上から)ヤマアラシのジレンマ/交友関係の距離の取り方/交友関係の発達/同質性といじめ

DVD カラー 約30分 価格 60,000円+税 
DVD:600V047S

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