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小学校の歴史学習上、不可欠な重要人物を紹介しながら、それぞれの時代の歴史的背景や特色、文化等を分かりやすく興味深く描き、歴史に対する理解と関心を深めます。
学習指導要領に取り上げられた歴史上の人物の中から、代表的な25人に焦点を当てて制作した20作品(各15分)を、各巻に2作品収め、全10巻にまとめました。 |
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1. 聖徳太子/中臣鎌足と中大兄皇子
(17V0122S)
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◆「聖徳太子」
6世紀末、聖徳太子は、推古天皇の時、摂政の役職につき、蘇我馬子とともに天皇中心の新しい国づくりを目指しました。冠位十二階の制定、十七条の憲法、遣隋使など太子の内政、外交、文化、宗教など広範囲に及ぶ業績を、法隆寺など当時の資料を見ながら分かりやすく描きます。
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◆「中臣鎌足と中大兄皇子」
聖徳太子の死後、蘇我氏の力が強大になります。中臣鎌足と中大兄皇子は力を合わせて蘇我氏を倒し、天皇を中心とする政治の基礎を固めます。絵巻、実写等の資料を通して二人の波乱の生涯を描き、広く知られた大化の改新を分かりやすく解説していきます。 |
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2. 鑑真/聖武天皇 (17V0123S)
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◆「鑑真」
奈良時代、鑑真は聖武天皇の招きに応じて、仏教を発展させるために日本に渡って来ました。幾度かの艱難に会い、失明しつつも来日をはたします。多くの日本人の僧を育て、唐招提寺を建てました。鑑真の苦難の航海の様子を描くともに、遣唐使船についても紹介します。 |
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◆「聖武天皇」
8世紀中頃、世の中は悪病や飢饉、災害、反乱など世の中は混乱していました。仏教を深く信じた聖武天皇により東大寺が建立され、大仏が造営されました。この時代の特色や東大寺建立の歴史的背景、大仏づくりの様子などを描き、天皇中心の政治の確立を紹介していきます。 |
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3. 藤原道長/紫式部 (17V0124S)
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◆[藤原道長」
平安京に都が移ると、政治の中心は貴族になり、中臣鎌足の子孫、藤原氏が大きな力を持つようになります。その絶頂を極めた道長について、どのようにして強い力を持つようになったのか、また、寝殿造など貴族の華やかな生活の様子などを紹介していきます。 |
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◆「紫式部」
平安時代、それまでに伝わってきた中国の文化を生かしながら、日本風の文化が育っていきました。かな文字もその一つ、宮廷に仕える女性を中心に王朝文学が花開きます。「源氏物語」の作者、紫式部を中心に、平安時代の華やかな文化について大和絵等の資料を通して描きます。 |
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4. 源頼朝/北条時宗 (17V0125S)
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◆「源頼朝」
貴族の世の中から、武士の世の中に移っていく中で平氏と源氏の激しい戦いがありました。関東の武士の協力を得て、壇ノ浦で平氏を滅ぼした源頼朝は、鎌倉に幕府を開きます。頼朝に焦点をあて、武士が勢力を持つに至った頃の様子と鎌倉幕府について理解できるよう描きました。 |
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◆「北条時宗」
13世紀中頃、中国大陸から元の大軍が日本を襲います。時の幕府執権は北条時宗。1274年と1281年の二度に渡る元の襲来を、幕府と御家人たちは苦難のすえに打ち破ります。時宗を中心に、国難にあたった当時の人々の姿を今に残る遺跡などを交えて浮きぼりにしていきます。 |
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5. 足利義満と義政/雪舟 (17V0126S)
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◆「足利義満と義政」
金閣寺を建てた足利義満、銀閣寺を建てた義政。室町幕府の二人の将軍を取り上げて、時代の流れを追うとともに、対明貿易、絵画、東求堂に代表される書院造等を織り交ぜて、現代の生活にもつながりの深い室町文化について紹介していきます。 |
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◆「雪舟」
子どものころから、好きな絵ばかりを描いていた雪舟は、中国に渡り、絵の修業を重ね、水墨画
の世界で独自の様式を生み出しました。雪舟の生涯を見ながら、“天橋立図”、“四季山水図”
等の絵画を中心に建造物などを織り交ぜ、室町の文化を美しい映像で紹介していきます。 |
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6. 織田信長/豊臣秀吉 (17V0127S)
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◆「織田信長」
応仁の乱以後、長い戦乱の時代が続きます。この戦乱から天下を最初に統一に近づけたのが織田信長です。しかし、信長は統一寸前に倒されてしまいます。戦いに鉄砲を使ったり、キリスト教を認めるなど、西洋文化を取り入れた信長を中心に戦国の世が統一されていく様子を描きます。 |
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◆「豊臣秀吉」
信長の死後、豊臣秀吉は各地に残る有力な大名を従えて、1590年、遂に天下を統一しました。秀吉は、尾張の足軽の子として生まれ、信長に仕え、そして天下統一の後、関白となりました。秀吉の歩みを追いながら、大坂城や検地、刀狩りなど、その業績を描いていきます。 |
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7. 徳川家康/徳川家光 (17V0128S)
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◆「徳川家康」
江戸幕府を開いた徳川家康の生涯を追いながらその業績を描いていきます。人質として苦労した幼少期、信長、秀吉との関係、関ヶ原の戦い、江戸の町づくり、大坂冬の陣・夏の陣、武家諸法度など初代将軍として幕府の基礎を固めるまでを今に残る資料等を交えて紹介します。 |
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◆「徳川家光」
江戸幕府の三代将軍徳川家光は、江戸幕府の基礎を固め、政治を安定させる上で大きな役割を果たしました。家康をまつる日光東照宮の建立や将軍の力を一層強める参勤交代の制度とその様子、島原の乱や鎖国など、家光の行った政治と時代の特色を分かりやすく紹介します。 |
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8. 杉田玄白と本居宣長/伊能忠敬 (17V0129S)
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◆「杉田玄白と本居宣長」
洋学(蘭学)の杉田玄白と国学の本居宣長は、18世紀終わりの同時代に活躍し、それぞれの学問の基礎を築きました。オランダ語の医学書を翻訳した「解体新書」(玄白)、日本最古の歴史書に注釈を付けた「古事記伝」(宣長)を著す過程とその背景を追いながら二人を紹介していきます。 |
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◆「伊能忠敬」
千葉・佐原の商人だった伊能忠敬は、50歳頃天文学や測量を学び、幕府に全国の地図を作るよう命じられました。55歳から71歳までの間に約4万kmも歩いて測量し、「大日本沿海輿地全図」を作製しました。今に残る数々資料等を交えて忠敬の足跡と業績を分かりやすく紹介します。 |
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9. 西郷隆盛と勝海舟/福沢諭吉 (17V0130S)
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◆「西郷隆盛と勝海舟」
幕末から明治維新の動乱期に生きた西郷隆盛と勝海舟。江戸の町を戦火から救った二人の会見を中心に、ペリー来航、大政奉還、鳥羽伏見の戦い、江戸に迫る官軍・・・激動する時代背景を紹介しながら、両者の人物像、会見の内容、その生涯について興味深く描いていきます。 |
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◆「福沢諭吉」
日本の近代化に尽くし、慶應義塾大学を創設した福沢諭吉は、西洋文明を日本に紹介しました。中津藩の身分の低い武士の家に生まれ、長崎や大坂で西洋の学問を学び、「学問ノススメ」を著し、人間の平等や学問の必要を説きました。江戸と明治を生きた諭吉について紹介します。 |
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10.板垣退助/陸奥宗光と小村寿太郎 (17V0131S)
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◆「板垣退助」
欧米から伝わった自由民権の考え方に影響を受けた板垣退助は、言論による民主主義を求める自由民権運動の中心人物です。国会開設、国民の政治参加、憲法制定など、自由民権運動と板垣退助の活躍を、政党政治や退助遭難事件、秩父事件などを織り交ぜて紹介していきます。 |
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◆「陸奥宗光と小村寿太郎」
英国船ノルマントン号事件をきっかけに、不平等条約改正の気運が高まります。この条約改正に活躍した陸奥宗光と小村寿太郎の努力を通して、治外法権の廃止や関税自主権の回復など、中身にも触れながら、条約改正の歩みを当時の主な出来事を見ながら描いていきます。 |
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