兵十はびっくりして、ごんに目を落としました。『ごん、お前だったのか、いつも、くりをくれたのは。』ごんは、ぐったり目をつぶったまま、うなずきました。 新美南吉の代表作のアニメ化。ごんの真心は死によってしか兵十の心に伝えられませんでした。その二人(ごんと兵十)の心の動きを大切に描きました。 <文部科学省選定>