「二ひきのかにの子供らが、青白い水の底で話していました。『クラムボンは笑ったよ。』『クラムボンはかぷかぷ笑ったよ。』……」小さな谷川の底の情景を、幻想的に描いた宮沢賢治の童話を、原作に忠実に影絵にしました。賢治独特の言葉の響き、光と影がファンタジックな世界を作り上げます。